最後の模試
今日は1年生から5年生までは教科イチオシ見学会です。
静かな校舎の中、職員室から西棟に目をやると6年生が模試を受けている様子が見えます。最後のセンター模試ということで、音源機器も使い、本番さながらのリハーサルです。
たとえ、この模試の結果が思わしくなくても、私はここから伸びた卒業生を何人も見てきました。最後の最後に一番行きたかった学校にだけ合格した子もいます。夢が叶ったときのイメージを思い描き、体調を整えて、ここからの日々を乗り切ってくれることを願います。
6年生は今は目の前のことで精一杯だと思いますが、少し未来に視線を向けてみてください。この経験は必ず将来の自分を支える強さや優しさに変わります。 困難は大きければ大きいほど得るものも大きくなります。
「受験で培った○○を活かして・・・」と多くの卒業生が語っています。
保護者の皆さまは中学受験のときのように勉強を見てあげることもままならず、落ち着かない日々かもしれません。
大学受験に必要なのは出過ぎないサポートです。
■ 試験当日に合わせて生活のリズムを整える
■ 栄養と休養で健康管理をする
■本人が必要としたときに聞き役になる
など、よい体調とリラックスした精神状態を保てるような陰のサポートをしてあげてください。
「スランプのとき、父が『どうした?』とか『頑張れ!』とか言わず、黙って見ていてくれたことが一番ありがたかった」
「イライラして怒りっぽくなっても、母が受け流してくれたことが『分かってくれてる』とうれしかった」
卒業生の言葉です。