2007/10/26 金曜日

大学院合格の便り

カテゴリー: 授業・学習・進学,校長のオススメ — 漆 @ 12:00:00

先日、卒業生から手紙をもらいました。大学院合格の報告です。進学先は東京大学大学院 医学部研究室とありました。大学院は、一般的に同じ大学の学部からの学生が優先される傾向がありますが、彼女は他大学からの受験でした。大変だっただろうなぁ、よく頑張ったなぁとジーンと来ました。

ここ2年くらい、本校出身の友人と月一回くらい会って近況報告をしているそうです。「品川ファミリーの皆との話は、よい気分転換になると同時に、よい刺激となり、私の大学院受験の支えとなりました。品川ファミリーの一員となれたことを、あらためて幸せに思っています」と、その友人達と撮った写真を同封してくれました。みんな元気そうで、素敵な大人の女性に成長していてうれしくなりました。

本校が「28才」をゴールにしている理由の一つに、「出産でキャリアが中断する可能性のある女性が長く仕事を続けて行くのには、専門性があると有利。専門性を身につけるため、大学院や留学、さらにインターンや研修をへて学びを社会に還元できるようになる年齢が28才ころ」ということがあります。また、就職時のこと、出産年齢にリミットがあることを考えると、女性にとって20代の一年は貴重なので「現役進学」にもこだわっています。

大学までで学習歴が終わるわけではなく、その先にも色々な選択肢があり、広い世界が広がっています。生徒達が18歳の目標に向かいつつ、28歳のその先まで視野を広げていけるよう、これからも「28プロジェクト」にとりくんでいきたい、そんなことをあらためて思わせてくれた手紙でした。

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