2007/10/16 火曜日

TSUTAYAコラボ授業

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 12:00:00

5131.jpgTSUTAYAのご協力をえてコラボ授業が進んでいます。

チームに別れ、新しいコンセプトの店舗を提案します。ただお客さんとして通っていたときと違って、自分たちと異なる年齢、地域の顧客のニーズも考える必要があるので、「仕事帰りの女性だったら何を喜ぶんだろう?」と様々な人の生活や立場を想像し、真剣な表情で考えています。(こういう経験を通して相手の立場を考えられるように育ってくれるとうれしいのですが)

前回は、社員の皆さんにプレゼンの極意・プレゼン資料のマナーを教えていただきました。その後一週間、放課後のCAI教室はパワーポイントの作業で大繁盛。この日は代表チームを決めるため、2クラス合同で発表会です。

トイレがきれいなTSUTAYA、環境に配慮して室温が一定に保たれているTSUTAYA、仕事帰りにリラックスするため、スタバとてもみんのコラボTSUTAYA、学生向けに自習室とブックオフのあるTSUTAYA、・・・なるほど、と思うものから、思わず笑ってしまうような提案も。

プレゼン終了後、女性社員の皆さんから講評、優秀チームの発表、質疑応答がありました。「スライドと話しのタイミングを合わせるのが難しくて」→「お風呂で練習して何も見なくてもすらすらでるまでやるのよ」と、具体的なアドバイスをいただきました。(みなさんとってもほめ上手!見習わなくては)

生徒のプリントをのぞくと、パワポのプレゼンではこんなことが大切、と書いてありました。
(高等部にも教えてあげたいのでちょっと拝借。起業家プログラムビジネスコンペにも役立ちそう)

◆限られた時間の中で、人に伝えたいことを伝えるには工夫が必要。「何を聞かれてもいいように」とたくさんの資料を用意したところで、人に伝わらなければ意味がない。20分のプレゼン時間であれば、その時間内で伝えられる内容を考える。作った資料を全て話そうとしてはいけない。

◆発表中は、絶対にスクリーンを見ない。アイコンタクトをする人を最初に右・真ん中・左の3人決め、その人たちを順番に見ながら話すと落ち着いて話ししているように見える。

◆プレゼンで発表する内容を一旦忘れてあらためて自分が何を伝えたいかを考える。そして、言いたい内容に合う言葉(キーワード)を選び決めておく。

◆スライド1枚で伝えるメッセージは常に1つ。見やすい資料を作る鉄則とは「伝えたいメッセージを明確に」し、「見てる側・聞いてる側に立って資料を作る(しゃべる)」こと。

◆文字の大きさは20ポイントが最低ライン。薄い色や背景と同系色の色を使ってはいけない。

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