2007/8/29 水曜日

一学期の総合学習(②中3 TUTAYAコラボ授業)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会 — 漆 @ 12:00:00

451.jpg今年の企業コラボはCCC(カルチユア・コンビニエンス・クラブ。TUTAYAを経営している企業です)とお菓子の森永さんにお願いしました。

この日はTSUTAYAとの1回目のコラボ授業です。この授業の趣旨をお話ししてお願いしたところ、社内で活躍中の28歳の女性が責任者として担当してくださることになりました。

まずは体育館に集まって会社紹介、TSUTAYAに関するYES、NOクイズです。ほとんどの生徒がお店を利用したことがある会社なので、なじみがあって楽しそうです。

その後、これから授業をしてくださる若手女性社員の皆さんから一人ずつお話しをしていただきました。

お一人、電車事故で遅れてこられた方があったのですが、このスピーチ、うけました。前の方の話を聞いていないので何を話していいか迷われたのでしょう、「えっこんなこと言っちゃっていいの?」ということ連発でした。

学生時代の自分だったら電車が止まったらラッキーで済んだけれど、社会人になるとそうはいかないこと、台風の時、店が浸水しそうになり必死でそれをくいとめたこと、大切な物を紛失し会社に迷惑をかけてしまったこと・・・・。

立場に伴う責任と、それにやりがいを感じていることが具体的に伝わる内容でした。まだ20代半ばなのに今度、有楽町にオープンする丸井のお店の店長さんを任されているそうです。

自己紹介スピーチが終わると各教室へ移動し、第2部です。
クラスに一人ずつ社員の方についていただき、「私の行きたいTSUTAYA」というタイトルでディスカッションからプレゼンまでを行います。あるクラスのアイディアです。

 ・店員さんのユニフォームを格好の良い物に。
 ・掃除をもっとしたほうが良い。
 ・学割があると嬉しい。
 ・オープンなマンガ喫茶ふうに。
 ・ドライブスルー方式の提案。
 ・駅にもあるといい。
 ・癒しの空間に。足湯とか。

ほとんどの子がTSUTAYAカードを持っているだけあって、改造計画も具体的です。
授業のゴールは本社に行ってプレゼンし、TUTAYAのお店に品女企画の コーナー組を作ること、生徒達は、夏休みの間も、近所のお店で研究を進めていることと思います。

こうした授業を通して、親や教員以外の社会人に接することで自然と仕事の意義を感じてくれたらと思います。

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