校長日記

2013/6/3 月曜日

今日は自宅学習日。私は文部科学省のグローバル人材育成・大学の世界展開力強化プログラムの委員会です。試験前の自宅学習日も、文部科学大臣とグローバル人材教育についてお話をしていました。

国際バカロレアの認定高を200校目標に増やしていくとか、秋入学までの半年をギャップタームとして留学する学生に国が奨学金を出すとか、東大がグローバル人材対応の推薦入試を検討するとか、このところ、こういう話が立て続いていて、このテーマに向かって、教育行政が大きく動き出していることを実感しています。

世界に通用する人材を育てるためには、カリキュラムの見直し、留学制度、入試改革、企業の人材採用の仕組等々、政策にボトルネックができないよう多角的に考えなくてはならず、他の省庁や産業界との連携も必要です。

将来、社会を支えるような人材を育てることをミッションとしている本校では、世界を視野に、生徒の未来から逆算し、教育内容を充実させて行きたいと思っています。

百聞は一見に如かず。自分自身で最先端の情報を得て、生徒にフィードバックするため、明日からミャンマーのネーピードーで開催される世界経済フォーラムに出席してきます。アウンサウンスーチー氏のセッションもあります。

当初、帰国が土曜の早朝のはずだったのですが、メインスピーカー優先で飛行機がいっぱいになり、保護者会に間に合わなくなってしまいました。開式のご挨拶ができず申し訳ありません。

2年前に、ノーベル平和賞受賞者のムハマドユヌス氏に来校いただいたのも、この会に出ている方のご紹介だったので、本校だけでなく、日本の中等教育に活かせるようなネットワークも広げてきたいと思っています。帰国後の朝礼はこの話ですね。

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