2010/10/29 金曜日

早稲田大学連携授業 理工学部(機械工学)

カテゴリー: 授業・学習・進学,早稲田大学 — 漆 @ 9:50:04

今日は自宅学習日。静かな校内です。

早稲田大学連携授業のつづきです。

理工学部 機械工学 西田進一先生
「機械科学・航空学科について」を担当者からご紹介します。

 

先生の自己紹介により、生徒達の緊張をほぐして頂き、講義が始まりました。

まず、最初に早稲田大学の歴史や高田馬場近辺のお話、さらに理工学術院(基幹理工学部・先進理工学部・創造理工学部)の説明がありました。
大学院については全体で20%ほど、航空学科においては50%の方が進学されていることなども紹介されました。

 次に機械科学・航空学科について「早稲田が翼を創る」ということで、熱流体科学部門、力学系応用数理部門、システム・環境エネルギー部門、材料設計・加工部門、機能設計・マイクロ工学部門などに分かれて様々な研究がなされていること、1学年150名ほどの学生がおり、そのうち女性は10名ほどであること。専任教員は19名であること。進学を検討する上でどのような先生方が在籍していらっしゃるかというのも重要なポイントであるなどのお話がありました。
続いて研究事例についてお話があり、ジェットエンジンの仕組み、極超音速機エンジンの開発、小型自律飛行機などについて説明を頂きました。

 研究のお話のまとめでは次世代航空機に要求されるものとして、燃費の改善→そのためには何が必要か→軽量+強度のある材料の開発という流れで説明があり、結論として次世代飛行機では材料の半分はプラスチックで、その他アルミ、チタン、鉄などが適材適所で使用されるというお話でした。
講義の最後には何のために大学に進学するのかというお話も頂き終了しました。

先生には研究でお忙しい中、本校生徒のために講義をして頂きありがとうございました。

以下に生徒の感想の一部を紹介致します。

・ボーイング787が半分もプラスチックでつくられることを知ってびっくりしました。
・製図を父がパソコンでやっているので、それが理解出来たらいいなと思いました。
・宇宙への旅が普通の空港から出来る時代が来たらすごいと思いました。
・極超音速機について調べてみたくなりました。
・航空整備に携わってみたいと思いました。
・実際に金属や教科書を見る事が出来て良かったです。
・理系は大変そうだけど、楽しそうだと思います。
・様々な飛行機の開発は難しそうだが、興味を持ちました。講義はとても楽しかったです。ありがとうございました。
 

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