2014/11/10 月曜日

中3総合学習(デザイン思考・最終回)

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,授業・学習・進学 — 漆 @ 17:59:06

土曜はPTAの歌舞伎座&夕食会に132名の保護者のみなさんが参加したそうです。理事長が参加し、「敬老会のように大切にしてもらった。それにしても、うちのおやごさんは明るくて積極的ですごい団結力だ」と言っていました。

土曜のブログで、ジャニーズにはまる気持ちが分かると書いたあと、その威力を目の当たりにすることが。土曜の夕方、早稲田の講演が終わり、その足で名古屋へ行き、昨日の最終で帰ってきたのですが、夜の名古屋駅は女性で満杯!帰りの切符を変更しようと思ったのですが、最終まで満席。自由席も人があふれて盆暮れのようでした。原因はスマップのコンサート。女性のエネルギーを感じました。(卒業生にもばったり!思わず、「あなたもスマップ?」と聞いてしまいました。)

女性のパワーは土曜の講演会でも感じました。早稲田のビジネススクールの先生と日経新聞ウーマノミクス事務局が共催しているセミナーだったのですが、前の席からどんどん埋まり、講演中も反応がよく、終了後も熱心に質問が途切れません。私が若い頃はビジネス研修といえば、周りは男性がほとんどだったのですが、それが女性だけで成立する時代になったんだなぁとしみじみ。

女性の輝く時代がやってきたことを実感する週末でした。生徒達には、将来、プライベートも仕事もエネルギッシュに楽しんでほしいです。

さて、そんな未来の準備のひとつ、中3総合学習のデザイン思考の授業、最終回の様子を学年からご紹介します。

2・3時間目はデザイン思考最終回、5つのステップのまとめです。講師である大学生の皆さんが、アメリカスタンフォード大学のd.schoolによる「デザイン思考とは何か?」を体感するワークショップを実践して下さいました。
Step1:共感(Empathize)
Step2:問題定義(Define)
Step3:創造(Ideate)
Step4:プロトタイプ(Prototype)
Step5:テスト(Test)
お題は「LINEユーザーが感じる問題点を解消するためのサービスを考える」です。
まずは、パートナーに共感することから始めます。4分という制限時間で、隣席の友人にインタビューしていきます。交互に行うので、子供達は楽しそうです。
共感できたところで問題定義です。インタビュー内容をワークの中で整理していき、パートナーのために解決していく問題を表明します。その後は目的を達成するアイディアをスケッチします。ここではスケッチ欄が足りないくらいアイディアを出す生徒もいました。
次はフィードバックをもとにアイディアを修正していきます(Prototype)。新しいアイディアがどんどん生まれてきます。
そして、実際にそのアイディアを鋏や糊を使用して試作していき、作り上げた物を互いに見せ合い感じたことを二人でシェアし、全体でもシェアしました。
時間制限の中、テンポよく役割を交代しながらワークショップを行う子供達、デザイン思考を楽しみながら体感できたのではないかと思います。

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