留学成果発表会・ホストファミリー募集
今日は期末テスト最終日。1年生と2年生は夏の宿泊行事のため健康診断です。
台風の影響が予想されるため、明日の自宅学習日、生徒は登校できません。家庭学習課題にしっかり取り組んでください。
さて、9月・10月にかけて3つの海外校から計24名の留学生を迎えるため、ホストファミリーを募集しています。お願いのプリントを配布しましたので、ご協力いただけると幸いです。(7月15日火曜、朝のHRまでに用紙を担任に提出してください。)
募集は下記3校です。(期間が異なるため複数の応募が可能です)
・姉妹校 イプスウィッチ・ガールズ・グラマー・スクール(オーストラリア)
・姉妹校 セント・ドミニックス・カレッジ(ニュージーランド)
・SGH交流校 コルベ・カトリック・カレッジ(オーストラリア)
先日おこなった留学成果発表会の様子を担当の利根川から報告します。
6月28日午後、講堂にて留学成果発表会が行われました。 昨年度、本校の留学プログラムでイギリス、ニュージーランドに留学をした生徒8名は英語で、イタリアから本校に留学していた生徒1名は日本語で、それぞれ留学中の体験や、留学を通して学んだことを発表しました。
当日はあいにくのお天気でしたが、多くの保護者の方々にお越しいただき、また今回から受験生とその保護者の方々にもご覧いただけるようになり、在校生や留学予定生徒も含め、たくさんの方々に発表をご覧いただきました。イタリアからの留学生はつい先日、留学期間を終えて帰国したため、事前に撮影したビデオでの出演でしたが、その発表の中で、「日本に来たばかりのときは、ぜんぜん日本語がわからなくて、たいへんだったけど、クラスメイトが英語で教えてくれて、とてもうれしかった。」「また、必ず日本に来ます。日本が大好きです。」と力強く話していたのが印象的でした。
本校から留学をした生徒も、留学先での体験を英語でしっかりと発表していました。
語学としての英語が上達した、というのはもちろんですが、留学から帰国した生徒たちが共通して口にするのは、”confidence(自信)”という言葉です。
3ヶ月という留学期間の中で、生徒たちは日本では体験し得ないであろうさまざまなことを経験し、時には壁にぶつかりながらも、その都度、自分で考えて行動し、現地のコーディネーターの方やホストファミリー、友人に助けてもらいながら、一つ一つ乗り越えてきたのだと思います。
だからこそ、留学を終えた生徒は皆、confidenceを身につけて帰ってくるのでしょう。それを強く感じさせる発表でした。この発表の内容や形式について、私たち教員は細かい指示は出していません。自分の経験してきた留学を、自分の言葉で語ることに意味があると考えるからです。「留学」と一言で言っても、それぞれに違った留学を体験し、学んできたことも千差万別。生徒たちが自分の言葉で語る、それが大事なのだと思います。
ある生徒が発表の中でこんなことを話していました。
「留学前の私は、
■Not confident of speaking(英語で話すことに自信が持てなかった)
■Not so interested in the world(世界のことにあまり興味がなかった)
留学後の私は
■Found talking in English is FUN!(英語で話すことが楽しいとわかった)
■Got a wide view(広い視野を持てるようになった)
■Got friends(友人を得た)
■Improved my English(英語が上達した)」英語で堂々と発表する姿に、留学が与えてくれるものの大きさにあらためて気づかされた発表会でした。
留学には、英語力はもちろん、しっかりとした意思と覚悟と準備が必要ですが、一人でも多くの生徒にぜひ留学を経験してもらいたいと思います。
*明日、明後日は自宅学習日です。明日は台風の影響を考え、すべての生徒活動は中止にしました。