浴衣着付けの授業
中2「日本を知る」プログラムの一つとして、着付けの授業を行いました。
講師は品川高女の卒業生、二見先生です。先生は美容界で活躍なさった方で、美容院を経営する傍ら、着物雑誌の執筆、女優さんの着付け、全国を回っての講演、また当時としては珍しく、韓国やアメリカでも仕事をしていらっしゃったそうです。
生徒はこの大先輩の年齢(81歳)を感じさせないバイタリティーに圧倒されつつ、「私、学校のノートを見ながら着物縫ってるの。学校のお勉強は一生役に立つのよ」など、同窓生としてのお話しに親しみを感じていました。
授業は3回シリーズで、浴衣の着付けを学びました。
3回で着られるかなぁと心配していましたが、浴衣を羽織ったとたん、和のDNAが目覚めたのか、夢中になって練習し(昼休みに自主練までしていたとか!)たたみ方から帯び結びまで全員がマスターしました。
季節の約束事、所作もいろいろ教えていただきました。
「夏の着物は自分が暑くても人目に涼しく感じる様に」といった着物のマナーに込められた思いやりの心を知ることで、日本文化に誇りを持ってくれたらうれしいです。
(写真:クラス全員で。大きい子は留学生。先日講演してくださった津田先生と私も助手に入りました。)