特別講座 「よのなか科 国語編」④
昨日は、「よのなか科 国語編」の最終回を行ないました。
会場をいつもの教室からカフェテリアに移し公開授業にしました。 | |
これまで3回の授業に参加している4年生の他、4年生の見学希望者、保護者、様々な分野でご活躍のゲストのみなさんにも参加していただきます。
「復讐は是か非か」というテーマでディベートをします。 |
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はじめに、5日土曜に公開される映画のラストシーンを見て映画の世界に記憶を戻し、 「この物語は○○劇である」の○○が何かを考えます。 次にミニディベート。 |
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藤原和博さんから「手を挙げて」と言われ、 大人も生徒もここで意見が分かれます。 |
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第2回にも参加してくださった弁護士さん、中島哲也監督、主演の松たか子さんなど大人も生徒の中に入って意見を交換します。 | |
ディベートが続きます。 「森口悠子の行為は、私的復讐として許されてもいいか」 |
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社会学者の宮台真司さんもゲストとして登場。
「国家が法によって犯罪者を処罰する司法(裁判)は、復讐の代行であると言えるか」 |
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真剣に相手の話に耳を傾けます。
「一般市民が判決に加わる裁判員制度は、裁判の正当生を高めるか」 |
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多くの人の前でも物怖じせずに自分の意見を言います。 以前、本校で特別講座をシリーズで行なってくださった藤巻健史さんもコメントしてくださいました。 |
私自身、深く考えさせられた2時間でした。
このような機会を与えていただける生徒は幸せです。
彼女達が大人になったとき、こうした経験を社会に還元してくることが私たちの願いです。
藤原さん、東宝のみなさま、ゲストのみなさま、ありがとうございました。