文化祭21(講演会)
今年は、生徒の「コスメティック関連の起業家の方」という希望でミウ・コスメティックス社長、藪野美生さんにお越しいただきました。
(紹介サイトが沢山あります。http://www.entre-stage.net/interview03/index.php?womanreport_id=1182299861-829094)
藪野さんは慶應の大学院生で化粧品会社を経営されています。元シンクロ日本代表選手としても活躍されていました(偶然なのですが、高校時代に本校の生徒とデユエットを組んで国体3位になったそうです)
リーダーシップをテーマに講演、生徒を交えて討論会をしてくださいました。
◆リーダーシップとは相手の気持ちをくみ取り、解釈しコミュニケーションしていくこと。相手に「対する」のではなく、ベクトルを一致させ巻き込んでいく
◆悩んでいても何も生まれない、思いついたらまずやってみる
という、とにかく前向きで明るい藪野さんのお話に生徒は引き込まれていました。
(通りがかった生徒から「きれい~」というつぶやきも。)
講演の後の討論会は、「討論」というより「後輩から先輩への悩み相談」という感じ。頼もしいお姉さんに、勉強のこと、進路のこと、友達関係のこと次から次へと質問していました。
終了後、参加した生徒が、「お話しを聞く前に考えていた質問があったのに、聞いているうちに目から鱗で考え方が変わってしまい、頭が真っ白になった」と言っていました。
特設ステージの客席がこの時間帯とても暑くて、教室の窓から聞いている子が多く、藪野さんには申し訳なかったのですが、素敵なロールモデルに出会えて子供達は幸せでした。
この日も終了後すぐ大阪へ出張、お忙しいところ生徒のためにボランティアで引き受けてくださった藪野さん、本当にありがとうございました。
特別企画では、この他、生徒による学校説明会、ゲーム、ショーなど行いました。特別企画班のみなさん、炎天下ほんとうにお疲れ様。
5年生が「今年は責任者の一人として、はじめは自分でやった方が早いからと抱え込んでしまった。仕事がたまってどうしようもなくなって後輩に任せるようになった。今は自分が何をやっておいたら他の人が動きやすいか、どう指示したら分かりやすいかを考えるようになった。」と言っていました。
本人は「後輩に頼ってばかりで申し訳ない」と言っていましたが、正にリーダーシップですね。
*リーダーシップと言えば、昨日、水曜の産経新聞教育欄に教育改革には責任者の存在が不可欠、その上で改革に必要なものを4つ・・・という内容でコラムを書きました。