文化祭準備「模擬店の衛生管理研修①」
昨日は、文化祭の起業プログラムで食品の模擬店を出す4、5年生対象に、企業の専門家にお越しいただき衛生管理に関する講演をしていただきました。お話ししてくださったのは、日本マクドナルドコンプライアンス本部品質管理統括部の草野さんです。
マクドナルドはアルバイトが中心のため「誰がやっても期待する効果を発揮する衛生管理」がシステムとして機能している企業です。
生徒が食品を扱う学校の文化祭において何をする必要があるかをこと細かくお話しいただきました。
まずは、以下のような「衛生管理とは何か?」のお話から始まりました。
◆事故が起こると最悪は倒産につながり、お客様にはもちろん、従業員はじめすべてのステークホルダーに被害が及んでしまう。それは学校も同じこと。衛生管理とは「お客様を守りブランドを守る」こと。
◆万が一と簡単に言うが、マクドナルドの来客数は年14億人、バーガー類の販売数は12億個、万が一では毎週事故が起きてしまう。
そして、安全管理に何が必要なのか具体的なお話しと、なぜそこまでしなければならないかがよく理解できる事例を見せて頂きました。
(菌がどのように繁殖するか等、目をおおいたくなるような映像や数字にもとづくエピソード、こんな所に書くのも何なのですが・・・トイレは便座よりドアノブの方が汚くて男性の50%は手を洗わないとか、手袋を着けた方が手に雑菌が繁殖しやすいとか。)
生徒は時々悲鳴を上げていました。
手洗いの具体的方法をビデオで見せて頂きましたが、お話しが終わって私は即、手を徹底的に洗いました。
(きっと、そういう人多かったと思います)
最後の
「Food Safety is Evryone’s Job」=「食品衛生管理はすべての人の仕事」最後の一人が衛生管理を怠ればすべてが台無しになってしまうという言葉にみんな真剣な顔で頷いていました。
この全体講演の後、責任者はさらに別室に移り「衛生管理評価のプリント」を元に各模擬店の衛生管理ポイントをレクチャーしていただきました。
明日につづきます。