歩道の植栽
昨日、今日と中一が学校前の歩道の植栽ボランティアをしています。昨日はやや雨模様の中、今日はカンカン照りの中、一生懸命頑張っています。
さっき様子見がてら写真を撮ってきましたが、汗をかきかき夢中になって花を植えていました。先に植えた花を踏まないようにまたいだりして、後ろから見るとすごい格好です。
歩道を通る近所の皆さんがにっこりしながら歩いていきます。
放課後のお掃除の時間、当番を決めて手入れしているのですが、道の両側に範囲を広げたため、お水も学校から歩道を渡って運ばなくてはならず、その上、この季節はぬいてもぬいてもすぐ雑草がはえてしまうので子供達も大変です。
先日、「雑草が生えているからすぐにぬくように」とお叱りの電話をいただきびっくりしました。
「この歩道は品川女子学院が手入れをするもの」ということが近隣に定着してきたということなのでしょう。
植栽ボランティアも3年目になり、その間、色々なことがありました。いいことばかりではありません。子供達が一番ショックを受けたのは、植えたばかりの根の張っていない花を夜の間にすっぽりぬいていかれたときです。
花壇にしてからゴミが少なくなったというものの、端から端までお掃除すると、うんざりするほどたばこの吸い殻がたまり「こんな大人には絶対なりたくない」というつぶやきがもれることもあります。
しかし、多くの皆さんは、ほほえましそうな表情で、「ありがとう」「お花、楽しみにしているのよ」と声をかけてくださり、それが子供達の何よりの励みになっています。
学校の外に一歩出て、社会と触れるこの活動を通し、生徒達は人の役に立つ喜びを感じると共に、がっかりするような出来事からも多くのことを学んでいます。