ソーシャルアクション 社会貢献と起業
昨日、5時間目、3年生は企業コラボで企画のプレゼンをしていました。質疑応答が激しくてディベートのようになっているクラスがあったので、担任に理由を聞いたら、コンペなので、お互いライバル意識を持っているのだそうです。(中間発表のとき、他の班にダメだしをしすぎ、そこを改善されてしまった!と、作戦ミスを嘆いている班もあったとか。女子中学生、怖いですねぇ)
6時間目はセカンドハーベストJapanから井出留美さんに来ていただき、3年生に講演をしていただきました。ケロッグの広報部長をなさっていたときに、生徒達に食育の講演をしていただいたときからのご縁です。外資の管理職からソーシャルビジネスへの転身というキャリアについてもふれていただきました。(詳しくは後日、学年からご紹介しますね)
2007年に講演して いただいたときの写真 |
2008年。懐かしいですね。 |
体育館に降りていくと、5年生がSGHのテーマの一つ、家庭科の課題研究の発表をしていました。 Apple社の提唱するChallenge Based Learning の形式に準拠した流れで行われ、生徒が自ら社会の課題を発見し、現状調査や事例調査を実施して、最後にはその解決策を提案するというものです。衣料の廃棄問題をとりあげ、自分たちにできる行動をコミットするなど、提案に終わらず、自らのアクションに結びつけていることに感心しました。
私たちの学校は、女性参政権のない時代に女性が集まり、震災の避難所の設営をしたことに始まります。文句を言ったり人任せにしたりするのではなく、自ら社会問題の解決に向け一歩を踏み出す、そんなDNAがつながっていることをうれしく思いました。この子達の中から、将来、井出さんのようにソーシャルビジネスに関わったり、社会貢献につながる事業を起したりする子が育つことを願っています。
*土曜はソーシャルアントレプレナーを支援するアショカの発表会が校内で行われていました。これに関する連載が始まりましたのでご紹介します。(本校で講演をしてくださったユヌスさんもフェローです)「
*World Economic Forum とシュワブ財団が2015社会企業家賞ノミネーションを募集中で