2009/7/18 土曜日

ユニセフ協会見学

総合学習の日、1年生はユニセフ協会を見学しました。私はこの日、校内で活動している学年を見ていたので、今日配られた学年通信から記事を転載します。

学校から歩いて20分くらいのところに「日本ユニセフ協会」(unicef)があります。『地域を知る』をテーマに活動していますが、今日は地域の施設で考えさせられたことが多かったようです。 

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「ユニセフ」は第二次世界大戦で被災した子供たちを緊急に救わなければならないことから、国連総会で創設されましたが、後に開発途上国の子供たちへの長期的支援へと活動を移しました。

「ユニセフ」のキーワードは〈自立〉と〈予防〉です。

長期的支援ですから、例えば、井戸を設置する際は共に井戸を作り(壊れたとき自分たちで作れるように→自立)、そばにはトイレを設置し排泄の仕方を教える(水が汚れないように→予防)、といったユニセフの具体的な様々な活動を聞き、

[もっと募金をして、安全な水を飲ませてあげたい]
[ほんのわずかなお金が人の命を救うことがわかった]
[私たちが恵まれていることを改めて知った]
 
などの感想をもったようです。地域で世界に目を向けることができました。

『将来、社会に貢献できるような人になりたい』という感想を見て、頼もしく思いました。(学年主任)

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「自立」まさに本校の28プロジェクトの精神と同じです。子供が28歳になったときを見つめて、私たち大人は子供達に「魚を与えるのではなく釣り方を教える」人でありたいです。
 
今日は終業式、明日から夏期休暇が始まります。生徒達が自立&自律した生活をおくってくれることを願っています。