2013/11/9 土曜日

女性が活躍するこれからの社会に向けて

昨日は、朝、学校に出てから孫泰蔵さんのやっている起業支援の会社の起業プレゼンテーションを見に行き、午後学校に戻り、夜はダイバーシティーを推進するNPOのパネルディスカッションへ。行ったり来たりの一日でしたが、生徒が羽ばたくこれからの社会の動きを知ることができました。

起業のプレゼンはアプリ制作会社が多く、この分野は今後、中高生が起業するような可能性も広がっていくのではと感じました。

投資家や応援企業、経産省の方々とお話ししていて、みなさん、口を揃えて「人口減少社会の日本の競争力を維持するためにも、女性の起業に期待したい。」とおっしゃっていました。そして、「そのためであれば何でもお手伝いしますよ」とありがたいお話も何人かからいただき、また生徒にフィードバックできそうです。

「IT分野での女性起業にはどういう素質が必要ですか?」と聞くと、「今はまだ女性のトップが少ない分野なので、強烈なリーダーシップのある人が残っているが、これからは環境が変わっていくだろう」「技術者とコミュニケーションが取れるように、理系分野の知識が必要」という話が出ました。

文系で理系の知識、理系でマネジメントの力をつけておくことが、今後、可能性を広げていくのでしょう。

夜の、ダイバーシティー&インクルージョンの会には様々な分野で働く女性が集まっていました。パネラーのお一人は、大手総合商社の役員の女性。アメリカの大学をでて弁護士をなさっていて、商社入社後、専門職としてのスタートだったいたそうです。その後、部署を任される仕事へとうつられ、昇進することで仕事の責任と可能性が広がること、また、チームで仕事をする大切さについてお話しをなさっていました。

以前、総合商社の社内会計士の女性が「男性が多い会社の中でも、専門性を持っていると、若い女性であっても相談してもらえる。」と生徒に話しをしてくれたことがあります。生徒達が社会に出るころはちょうど女性の活躍の場が広がって行く過渡期です。新しいものにチャレンジする勇気と、自分のポジションを確立するための専門性の両方を今のうちに身につけておくことが必要でしょう。

私と、もうお一方は、外資系企業の社長でした。今は、在宅勤務でもフレキシブルに働けるよう、自宅で会社と同じ仕事ができる設備を貸し出し、テレビ会議にまで参加できるようなシステムがあるそうです。教育界でも、反転学習(予習はネットで講義を受けて、学校では個別指導やグループワークを中心にする)が話題になっていますが、IT技術の発達で、「職場」の形が変化することで、女性が家庭と両立して仕事をする可能性はますますひろがっていくでしょう。

ダボス会議の発表する女性の活躍度で、日本は昨年の101位から105位に転落しました。これを裏返せば、まだまだ女性が活躍する余地が残っているということです。人口減少社会ニッポンの含み資産は女性の力なのです。

そうした女性の可能性が広がる時代に向け、品女は生徒達に未来へのプレゼントができるような学校でありつつけたいです。

そのために、私も毎朝、玄関で挨拶、身だしなみチェックをする一方、こうした場には積極的に参加し、社会の情報を得て、生徒に常に発信していきたいと思っています。