文化祭準備
文化祭準備が進んでいます。
このクラスは、ホスピタリティーを研究することになり、それにふさわしい発表テーマとして「ディズニー」を選びました。(目の付け所がいいですね)
これは、夏休みのある日、ディズニーストアの会社、リテイルネットワークスを訪問させていただいたときの様子です。
入り口です。
インタビューさせていただいた松野さんは現4年生が中3の時も、生徒向けにお話をしていただいたことがあります。
勤続28年だそうです。今年、25周年をやっていますから、会社ができたときからお勤めなのですね。もともと卒業生に紹介いただいた方なので、私も同行しました。
生徒は事前にかなり調べたらしく、
「ディズニーランドとディズニーストアのホスピタリティーの違いは?」
など、突っ込んだ質問をし、一つ一つ大人に答えるように詳しく答えていただきました。
展示用に、私物も含め、普通は見ることにできないようなものまで貸してくださいました。(生徒に電車で持ち帰らせるのはちょっとドキドキしたので、私が学校へ持ち帰りました)
後日、オリエンタルランド本社広報部にも訪問させていただきました。ここでは、ディズニーのホスピタリティは、「SCSE」という頭文字の言葉に集約されるというお話を伺ったそうです。
最初の「S」は「安全」の意味です。私も、以前、この話を伺い、生徒の学びや楽しさより、まず「安全」と肝に銘じました。
クラス展示の準備も着々と進んでいるようです。
松野さんから、ディズニーストアのお店作りにはストーリーがあると、その「ストーリー」を見せていただきました。お店を訪れた人がどんな様子ですごすかを絵本のような物語にしたものものです。それ自体は、決して表に出るものではないのですが、こうした思いでお店の一つ一つの部分が作られていくそうです。
オフィスの受付のお花までこの形。
(お話を伺って、ふと、本校の制服を私たち教員でデザインしたときのことを思い出しました。生徒がその服を着て学校生活をおくるその一場面一場面を想像して、こうしたら喜ぶんじゃないか、ああしたら着やすいんじゃないかと話し合いました。その結果が生徒を知らない有名デザイナーが作った服より生徒に喜ばれるものになったのかもしれません。自慢話ですが。)
さて、話を戻して、クラス展示のストーリもできあがったようで、それがどんな風に形になるのか、お客様はそのストーリーのように楽しんでくださるのか、当日が心待ちにされます。