茶道の授業が始まりました。
今週から中2で茶道の授業が始まりました。
講師は80代の卒業生、弘田先生です。
初日は茶道の世界、遠州流についてのお話のあと、挨拶の仕方、立ち方座り方、歩き方、お菓子のいただき方を教えていただきました。
「お茶は点て方を学ぶだけでなく、心を学ぶもの。一つ一つの所作はすべて思いやりの心から成り立っている。お花をどう生けようか、どんなお菓子をお出ししようかと相手の方に喜んで頂けるように考える」というお話しを生徒はうんうんと頷きながら聞いていました。
実際に正座から立ちあがったり座ったり、お辞儀をしたりの練習が始まると、慣れない動作に生徒達は体育の授業のように汗だくです。(中には足がつる子も)
上座、下座という言葉にも???
畳を踏み越える足が合わなくてツーステップのようになってしまったり・・・。
それでもとても楽しそうでした。
ご挨拶をオウム返しに練習していた勢いで、最後に、先生が「今日はご苦労様でした。」とおっしゃると、一斉に「今日はご苦労さまでした」と返してしまい、大笑い。
こうした体験を通して、日本文化に接し、その奥にある精神性を学んでほしいと思っています。