校長日記

2006/9/14 木曜日

カテゴリー: 行事 — 漆 @ 12:00:00

昨日は総合学習や文化祭の準備で、サンリオ、アスクル、教育と探求社、・・・様々なお客様がお越しくださいました。

その中に、真っ赤な髪の毛、黄色い服、白塗りメイクの男性が！名刺をいただくと、ドナルド・マクドナルドと書いてありました。
（でも、話すと日本人）

実はこの方、３年Ｄクラスの生徒達が文化祭企画の一貫でお招きしたマクドナルドの食育の授業の講師だったんです。

このクラスは３学年のテーマ「世界」「仕事」から、世界に店舗を持つ身近な企業を調べていて、マクドナルドのＣＳＲ活動に興味を持ち、取材に行っているうちに熱意が伝わり、ご協力頂けることになったそうです。

授業では、まずドナルドがバランス良く食べることの大切さを説明、その後、ＮＰＯ法人企業教育研究会の方から基礎代謝の説明があり、生徒は実際に自分のデータを測ったりして盛りあがりました。

中学生を対象にこのような取り組みをするのは初めてのこと、とのことで、CSR部のみなさん、一緒に教育事業を進めているＮＰＯ、NHK、千葉大の先生方もお越しくださいました。

正直言って、私自身、ファーストフードは食育に相反するものというイメージを強く持っていましたが、企業は時代を読んで動いていることを再認識しました。
「セレブ取材」もそうでしたが、大人の常識で頭から否定せず、生徒の発想を大切にすることでこちらが勉強させてもらうことも多いです。