品女版キティーちゃんが完成しました!
文化祭で販売される「品女キティーちゃん」の利益と、模擬店の利益を寄付して、世界の恵まれない地域に学校を建設しようと、生徒会長が全校テレビ放送で呼びかけました。
28プロジェクトで育った生徒達が「どうしたら社会に貢献できるか」自ら考え、それを実行に移していること、とてもうれしく、頼もしく思います。
将来、社会を支えるような人材が品川女子学院から次々に出て行くことは夢に終わらないと感じます。
以下はその時の原稿です。(一部省略)
私たち品川女子学院生は、社会への関心を持ち社会へ貢献するために、昨年、6年の先輩方がストックリーグ参加をきっかけに、ある1つの企業[サンリオ]と交流し、企業交流の楽しさについて調べ、サンリオ協賛で発表しました。
それが、昨年の文化祭での「S&Sプロジェクト~キティーちゃんと一緒~」という企画です。
その時、品川女子学院とサンリオのコラボレーションにより、商品開発するという案が出ていたのですが、時間の関係で実現できませんでした。
今年、この時築きあげたサンリオとの関係「S&Sプロジェクト」を継続していくために、生徒会がこの仕事を引き継ぎ、商品開発へ挑みました。
商品化の過程では、私たちのような10代の女の子達がどのような商品に興味があり、欲するのかということを考え、たくさんの商品開発案を作り、サンリオへ送り、その中から実現可能なものを話し合いを経て絞り、1つの商品を完成させました。
これは、単なる根付品女キティーちゃんではなく、大手企業である「サンリオ」という会社が、数多くある学校の中から私たち品川女子学院を選んでくださり、共同で商品開発を行った作品であり、私たち品川女子学院生が社会へ1歩近づき、社会貢献したという証なのです。
このキティーちゃんは、文化祭の2日間で、受験生・一般のお客様・卒業生・在校生対象に販売します。
そしてこのキティーちゃんを通して、品川女子学院のミッション「私たちは世界をこころに」にのっとり、「世界貢献」をします。
生徒会で話し合った結果、この販売により得た利益を寄付することになり、恵まれない子供たちのための学校を建設したいと考えています。
ただお金を集め、団体に寄付し終わりという形ではなく、寄付金の使用目的をきちんとこちらで決め、団体に寄付した後も品川女子学院が最後まで関わっていきます。文化祭だけの企画ではなく、文化祭後も活動していく企画です。
サンリオだけの利益ではなく、飲食の模擬店で出た利益からもご協力をおねがいしたいと思います。
これを、文化祭での企画とし、有志の募集をしたいと思います。
*皆さんの手で学校を建ててみませんか?
*世界にきちんと目を向け、人々のために、世界のために何かしてみませんか?
この企画は1年で終わる試みではなく、3・4年かかる取り組みです。毎年毎年継続し続けていくためにも多くの有志参加者をお待ちしております。
他の企画に入っている人でも、部活に入っている人でも、委員会・文実をしている人でもかまいません。とにかくすこしでも興味のある方はどんどん参加してください。