2011/4/26 火曜日

健康診断・救急救命研修・留学説明会

カテゴリー: 28プロジェクト:世界,行事 — 漆 @ 18:09:13
今日は全校健康診断でした。生徒の委員が誘導して進めていきます。
教職員は救急救命の研修です。AEDの使い方その他、万が一生徒に何かあった場合に備えます。

 5年生は心療内科の釜野聖子先生による「思春期の心と身体」講演会も行ないました。この様子はのちほどくわしく。

先日行なった留学説明会の様子を大西よりご紹介します。

新学期開始間もない4/16(土)放課後、講堂で恒例の4年生対象留学説明会が行われました。

東日本大震災のせいでつい忘れられがちですが、今年はニュージーランドのクライストチャーチでも大きな地震があった為、ぎりぎりまで留学先をいつも通り提供できるかどうか調整していました。

クライストチャーチのAvonside Girls’ HighSchoolでは、まだ本校舎の点検中が完了していないため別の学校の校舎を借りて授業を実施しています。それでも「これまで受け入れてきた品川女子学院の生徒達を途絶えさせることなく受入れていきたい」という先方の意向で、今年度も留学先として設定させて頂くことになりました(申し込みはご家庭のご判断です)。

本校は、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドそれぞれに姉妹校があるため、それらの学校への学期留学及び1年留学が設定されています。

またニュージーランドへはその他に2校が留学先として設定されています。ニュージーランド修学旅行から帰ってきたばかりの4年生には親しみ深く、毎年人気で応募者が多くあります。

今回の説明会では、教務部長より春に卒業した生徒のうち留学経験者がどんな大学に進学したのか紹介がありました。とても素晴らしい成果に、生徒の皆さんは驚いたようです。

誤解して欲しくないこととして強調したいのは,

・留学すると(誰でも)英語力が身について難関大学に進学出来るのではないということです。

留学した先輩たちはみな強い意志をもって臨んできましたし、留学前も留学後も含めこちらも驚くような努力を重ねていました。

例えば、
・夏休み早々に出国する際、夏休みの宿題を担当者に託して出発した人
・留学先から全員で夏休みの宿題を仕上げて航空便で送ってきた人たち
・「現地の生徒と同じように課題を見てほしい」と放課後食い下がり、先方の先生を困らせた人たち
 (海外の先生方は放課後残って生徒達の指導をする習慣があまりないため)
・期末試験後の自宅学習期間からシラバスを見て、留学期間中の予習を計画的に進めた人たち

そうして充実感いっぱいの表情で帰国した生徒をたくさん見てきましたし、説明会でも素晴らしい体験談を3名の5年生が語ってくれました。

さて今年の4年生はどんな決意を持って留学に挑戦してくれるでしょうか。留学選抜試験が行なわれます。健闘を祈っています。

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