2007/10/23 火曜日

比較文化のプレゼン

カテゴリー: 28プロジェクト:世界 — 漆 @ 12:00:00

522.jpg中3の国語では今、比較文化をテーマに学んでいます。
(10月10日の日記参照)
先週、そのプレゼンがありました。パワーポイントを使用し、各グループ全員が発表しました。もともと人前で話すのが得意な子も苦手な子もいると思うのですが、どの子も堂々としていて驚きました。

本校は授業でも行事でもプレゼンの機会が多く、「誰かの後ろに隠れて済ます」ということができないためでしょうか。
(今、中1の国語では一人3分で本のプレゼンをしています)

始めに全体を述べて、最後にもう一度まとめるとか、相手の興味をひくようにツカミとオチを用意するとか、最後に「ご静聴ありがとうございました」と挨拶するとか、(教員は細かい指示はしていないそうです)、私、この年の時こんなことできなかったなぁ~となんだかうらやましくなりました。
(パワポもアニメーションまでついている!もっとも、私の時代には存在そのものがありませんでしたが・・・)

文化比較の目の付け所も、班ごとにユニークで楽しかったです。
(今来ている留学生のインタビューをもとにしています)例えばこのクラスは・・・。

◆フィンランドと日本の共通点
◆チェコと日本の社会保障の比較
◆ニュージーランドと日本の価値観の違い
◆台湾と日本、日本とドイツの学校教育比較
◆アニメによる文化比較(カナダのアニメは戦闘シーンでも血が出ない?)

これって、その留学生の個人的なコメント?とか、もしかして聞き違い?(お互い、片言の日本語と英語が頼りなので)と思うこともありましたが、その分はネットで調べて補うなど一生懸命工夫していました。

世界銀行に出向している知人が、「国際社会で日本人は議論やプレゼンになると弱い」と言っていましたが、この子達が28才になったときが楽しみです。

(写真:手前の金髪の子は留学生です。念のため)

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