品川ファミリー
先日、朝、玄関に立っていたら、「先生方の救命研修のブログ読みました」と生徒が話しかけてきました。「私も上級の研修を受けています。同じ学年に受けている子がいました。夏の講習の時期に生徒向けにもやったらどうでしょう?」とのこと。
私たちが受けているのは「普通救命講習」研修なのですが、上級はその倍以上の時間をかけて研修するものです。「どういうきっかけで受けようと思ったの?」と聞くと、お母さんが看護師で、自分も医療分野を目指しているのだそうです。お母さんの働く姿がロールモデルのなったのでしょうね。
本校の生徒は、様々な世代の人とコミュニケーションする機会があり、社会との接点も多いので、「将来、人の役に立つ仕事がしたい」「人と接する仕事がしたい」と、医療分野を志す子がめだちます。
昨年の文化祭の起業体験でも、乳がん検診の啓蒙活動をしたクラスがありました。そのきっかけとなった卒業生、藤森香衣さんが、がん研究振興財団の市民公開講演会の司会をし、その様子が記事になりました。
中高時代に自分を見つめ、社会に視野を広げ、人と自分の幸せにつながる適職を一人一人が見つけていってくれるとうれしいです。
さて、昨日は自宅学習日で生徒がいなかったので、私は朝から出張したり、戻って来客対応をしたりと、学校を出たり入ったりしていました。
夜は昔の卒業生のみなさんと夕食だったのですが、みなさん、お元気なこと!「仕事が忙しくてほとんど家にいないのよ~」という92歳も。しかもおしゃれできれい。(爪にはピンクのマニキュアがきれいに塗られていました)。品女生たちは、きっとこんなふうに忙しくて賑やかな人生を送るんでしょうね。
明日は、その人生の三分の一地点、28歳の卒業生が集まるホームカミングデーです。
先週の土曜はお父さんの会でした。100名以上の方が参加なさいました。
私から「お嬢さんとうまくコミュニケーションができている方」と聞くと、手があがります。 新入生のお父さんが大勢参加してくださったので、代表からお父さんの会の説明。 5年生のお父さんが、ファシリティーターとなって、ワークショップ 集合写真。この後、夜の町へと反省会へ。
こちらは、旧職員の方々の食事会。理事長の傘寿を祝って。理科の井上先生は82歳で、バイオ関連の企業でまだ現役。数学の吉田先生は世界の山に。みなさん、お元気です。 |
元英語科の丸山先生からは「生徒の興味に適うものと思う」とのことで三谷康之氏の本をいただました。
図書室に入れますね。(この時代、修学旅行先はイギリスでした)
■「イギリスを語る映画」
■「童話の国イギリス―All in the golden afternoon」
■「イギリス紅茶事典―文学にみる食文化」
品女の在校生は、こうした品川ファミリーに支えられています。