2014/4/30 水曜日

未来の仕事はどう変わる?

カテゴリー: その他 — 漆 @ 17:25:36

今朝は久しぶりの雨。外に出て、ピーク時の登校の様子を見ていました。信号待ちで列が膨らんでしまうところに目をやると、1年生です。傘をさしての登校にまだ慣れていないんですね。

一方、歩行者用の信号が点滅しているのに強引に渡ろうとするのは上級生。渡りきる頃には車側の信号が青になってしまいます。迷惑ですし、危険です。

新学期に担任から注意したばかりなのですが、やはり学期の変わり目は習慣がつくまで教員が立たないとだめなのかなぁ・・・と残念です。

そして、玄関を入って、立ち止まっているのはまた1年生。

  「傘ふり場」の使い方が分からないようです。水切りの用の穴に傘の先端を入れくるくる回している子、遠慮深くふるので水が切れない子(思い切り降るための場所なんですが・・・)。こんなことも、一つずつ経験し、少しずつ品女生になっていきます。

昨日は朝9時から夜9時まで、起業家の集まるカンファレンスに参加していました。G1ベンチャー(プログラムが見られます)

基調講演は甘利大臣でしたが、人口減少社会の中での大きな可能性として、政府が起業支援に動き始めたことを感じました。創業特区の福岡市長からはすでに始まっている様々な取り組みについて具体的な話がありました。

ベンチャーということで、IT系の経営者も多く参加していました。食料輸出大国のオランダでは、農業はIT企業化している、ヘルシンキではゴミ収集にITを活用することで収集車の台数を三分の一にし、その技術を輸出しようとしている・・・世界の中で新しい仕事がどんどん生まれています。

これは説明会でもお話ししていることですが、アメリカのデユーク大の研究で、今の小学生の65%は親の知らない仕事に就くというものがあります。その中で、女性の起業は躍進する分野でしょう。

カンファレンスの中で、私がもっとも興味を持った分野がEdTechと言われる教育分野です。インターネットを活用して、映像で学んだり、自立学習をしたりする仕組みが世界に広がっています。

学び方が変われば学校の役割も変わります。

「イノベーションとは破壊的革新、何かが生まれて何かがいらなくなること」と言った人がいました。

未来に向けて生徒が今、身につけるべき力は何なのか、学校の役割、教員の仕事はどう変わるのか、私自身も常にアンテナを立て、世界の最新情報を得、校外のネットワークを広げ、生徒に提供していくつもりです。

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