2015/3/31 火曜日

教科イチ押し(国立博物館)、チェンバーオーケストラ

カテゴリー: 28プロジェクト:社会,クラブ — 漆 @ 14:00:38

昨日はチェンバーオーケストラ部のコンサートでした。
1年間の練習の成果を発揮して、構成も工夫してあり、お客様にたのしんでいただける内容でした。先日卒業した子達も手伝ってくれていました。今年は一年生が17人も入部したのでこれからも発展が楽しみな部活です。
終了後、感激しましたと声をかけられ、生徒のおばあさまかと思ったら、29年の卒業生だそうです。となりのスーパーに買い物に来てたまたま学校名に気づいて聞いてくださったそうです。子供4人、孫が7人、全員男の子で品女に入学させられなかったけれど、こんな縁があってうれしいと喜んでくださいました。今日の吹奏楽のコンサートのご案内もしておきました。

 

教科イチ押しの続き、担当の窪田から報告です。

教科イチ押し見学会で、国立博物館の「スクールプログラム」に参加しました。

最初に、博物館の方から説明を受けました。今回の目的は、「本館展示室内に展示されているものの模様を参考にして、お皿に絵を描く」というものです。説明では、展示品にある模様の種類、さらにそこから具体的にどのようにお皿のデザインに取り入れるかの実例などを示していただきました。
その後、展示室へ移動。いくつかの展示品の説明を聞いた後、自由にスケッチをします。
スケッチ後に最初の場所に戻り、いよいよ制作にとりかかります。

「らくやきマーカー」という便利なものがあり、お皿にマーカーで描いたものを焼くと、そのままお皿の模様になります。スラスラと描き進めて仕上げに凝る生徒、スケッチがなかなか思ったようにデザインにできず時間がかかる生徒、様々でしたが、皆無事に完成しました。
最後に、全員のお皿の模様の講評をしていただきました。一人一人のデザインの良いところを褒めていただき、制作者本人にとっても達成感がありました。さらに、自分では気づかなかった展示品を参考にしている人の作品を見たり、同じ展示品の同じ模様から違うデザインがされている他の人の作品を見るなど、学びとしてもとても意義のあるものとなりました。
通常の博物館の鑑賞とは全く違った視点から展示品を鑑賞し、また自分の作品をつくりあげる達成感を味わって、何倍も楽しめる、充実した見学会でした。

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