特別講座(株の学校)
今日は寒の戻りで少し肌寒い1日です。
特別講座の紹介です。担当の窪田・北原からの報告です。
11月18日の放課後、マネックス証券のチーフ・ストラテジスト(経済動向などを分析して投資の方針を立てるなど、投資の具体的戦略を設計する立案者。効果的な投資戦略や資産分配などの方針を投資家などに提供する専門家)である広木隆氏をお招きして、「株の学校」特別講座を開催しました。 3・4・5年生の生徒22名が参加しました。
証券の現場で活躍されている方から直接、「株式市場のしくみ」や「株価はなぜ動くか」などの講義をしていただき、また実際の市場の動きに触れるという内容でした。
授業の前半は、ギャンブルと株式投資の違いについて期待値を用いて説明していただいた上で、株価が変動する原因は何か、講義を受けました。 為替レートやニュースの動きが、どのように株価に影響を与えているか、グラフや資料を見ながら具体的な事例を紹介していただきました。
自分たちが知っている身近なことが株価の変動に直接結びついていることを知ると、「へぇ!」などの声が上がり、さらに興味が増したようでした。
また、人々の心理が株価に影響を与えることなどの説明も加わって理解が深まり、あっという間に1時間半の講座が終了しました。
最後の質疑応答では、「今一番買ったらいい株は」という質問がありました。その答えは、「自分で考えて判断するのが株式投資です」としながらも、「現在手がけているサービスや商品がヒットしているか」をあげていらっしゃいました。
現在、社会の授業で株式学習ゲームに参加している3年生には、大いに参考になったようです。生徒たちの感想を一部、ご紹介します。
■株はマネーゲームの一種だと思っていたのですが、会社を発展させるためによく考えられたしくみであることがわかりました。
■株価の変動の理由は自分が気になる分野だったので、面白かったです。
■「株」は目に見えない世界なので、理解するのは難しいと思っていましたが、一から丁寧に説明をしていただいたので、「株」や「為替」に対するイメージの霧が晴れたように感じます。
■株っておもしろそうって、前よりも思えるようになりました。全ての学年の参加生徒それぞれが、興味を深める機会となりました。
広木様、お忙しい中ありがとうございました。