留学成果発表会
6月30日(土)の午後、講堂にて留学成果発表会が行われました。この発表会は6月と11月の年2回行われており、海外から本校に留学中の生徒による日本語での発表、そして、本校の海外留学プログラムで留学をしてきた生徒による英語での発表の2つから成っています。
今回は、4月にドイツから来た留学生1名と、昨年度、イギリス、ニュージーランドに留学した4名の帰国生徒が、それぞれの留学の成果を発表しました。発表会には発表者のご家族の方々や、今月中旬からオーストラリア、ニュージーランドに留学する生徒たち、そのほか、多くの在校生、先生方が足を運んでくれ、短い時間ではありましたが、内容の濃いものとなりました。
ドイツからの留学生は、来日してまだ3か月ですが、それを感じさせないほどの上手な日本語で、自国の紹介やドイツと日本での生活リズムの違いなどを発表してくれました。発表前は少し緊張していたようですが、堂々とした素晴らしい発表でした。今後の日本語力の上達がますます楽しみです。
そして、本校から留学した4名の生徒たちも、パワーポイントを使って英語で発表をしました。現地の学校での様子や友人、ホストファミリーとの思い出など、写真を交えて紹介してくれました。どの写真も笑顔にあふれていて、充実した留学生活だったことが伝わってきました。
留学という経験を通して、生徒たちは確実に成長します。それには実際の留学生活だけでなく、こうした振り返りの機会をもつことが大切だと思います。現地で学んだことを振り返って自分の言葉でまとめ、「成果発表」という形にし、外に向けて発信する、そういったことを通して、自分の成長を再認識し、今後の目標を改めて見つけることができるのではないかと思います。
海外留学担当 梅田