中1との交流授業が行われています。
今週の金曜日(6/4)から、留学生と中学1年生との交流授業が行われています。
1年の社会科では、今、世界の地理を学んでいます。
そこで、留学生の皆さんが参加して、それぞれの国を紹介しよう!という企画なのです。(生の声を聞くのは、とっても大事ですよね)
まずは、5人がそれぞれの母国を紹介します。国旗や写真、スピーチのための資料などを持参して趣向を凝らし、なかなか見応え・聞き応え(?)のあるものでした。その後、グループに分かれてディスカッション。1年生は、初めこそ緊張していたものの、そこは同じ品女の生徒。持ち前の積極性と明るさで、それぞれに話が弾んでいるようでした。
伝えようとする心、そしてそれを聞きとろう、とする心、それがコミュニケーションの原点なのかもしれません。
留学生の中には4月に来日したばかりの生徒もいますから、現在日本語の勉強真っ最中で、なかなかうまく言葉を見つけられずに苦戦している場面もありました。
ですが、何とかして伝えよう、理解しよう、と、身振り手振りを交えながらお互いが懸命にコミュニケーションをはかるうちに、必ず、「理解る」瞬間が訪れます。
その瞬間の、顔、といったらありません。
「理解」の瞬間の楽しさ、素晴らしさ、ひいては「知る」こと「学ぶ」ことの楽しさは、こんな小さなところに転がっているのだな、と嬉しくなりました。
きっと、留学生の皆さんにとっても、もちろん1年生の皆さんにとっても、貴重な体験になったと思います。
それを見ていた私にとっても、楽しく実りのある授業でした。
(来週、この授業がある人は楽しみにしていてくださいね!)
留学生担当 村田