合唱祭、大成功でした!!
昨日26日は、五反田ゆうぽうとにて、品川女子学院 合唱祭が行われました。
クラスごとの発表だけでなく、「留学生による発表」の時間が設けられていました。
最初この企画を聞いたときには、そもそも実行できないのではと思っていました。
だって、1月26日の時点では3人しか留学生がいないわけですから…!
本人たちに聞いてみても、3人でステージに出て歌うのは「無理…」と言っていました。
そりゃそうだろうなあ…と思っていた矢先、「実行委員が一緒に歌いますから」という一言。
というわけで本番は、30人あまりの実行委員と、留学生3人での合唱となりました。
曲は、「崖の上のポニョ」です。
“フリ”までついていて、見ている側もとても楽しむことができました。
去年までは、留学生のみでの合唱だったので、留学生だけで練習をしていました。
ですが、今年は、日本人の生徒が仕切って練習をして、練習中にも少し顔見知りが増えたようです。
練習の予定日、曲、スピーチについて、実行委員の生徒が丁寧に留学生に教えてくれました。
片言の英語と日本語を交えて、一生懸命連絡をしてくれたようで、ときどき「先生、この内容が伝わってるかどうか不安なのですが」と、実行委員がやってくることもありました。
ステージに行く前には、ちゃんと「お迎え係」の実行委員がやってきて、一緒に舞台袖に行っていました。
生徒どうしで一生懸命コミュニケーションをとる姿は、見ていてとてもほほえましかったです。
これぞ、”国際交流”ですね!
実行委員との合唱は、留学生だけの合唱よりもさらによいものとなったようです。
ステージであいさつをする3人の様子↑
この短いスピーチができあがる過程も、なかなか大変でした。
最初はアーシャさんが一人で準備をしました。がんばって書きあげたのですが、1人で読み上げるのはなかなか大変そうでした。
緊張して練習するアーシャ。それを隣でからかうリサ。それに対して怒るアーシャ。
「じゃあ3人で分けて読んだら?」
と言ってみると、3人とも納得。
そこで3人で分けて読むことにしました。これが決まったのがまさに合唱直前の休憩中のことでした。
それぞれに自己紹介をしたので、これで全校のみなさんにも、より、顔と名前を覚えてもらえたのではないでしょうか。
ステージで、観客の声援を受けて、くしゃっと笑う3人の顔が忘れられません。
今日の6時間目は、1年生の英語スピーチコンテストにゲスト出演します。なかなか出番の多い3人です。
国際交流部 瀬戸口