留学成果発表会
ちょうど1週間前のことです。6月6日、当校にて「留学成果発表会」を開きました。
以前このページでもご案内させていただきましたが、これまで、発表者は来日中の留学生のみで、「日本語発表会」と称していました。それを、今回は、当校から海外へ留学した生徒の発表を含めて「留学成果発表会」としました。
ですので、日本語と英語の発表でした。
日本人の生徒はほぼ全員が、パワーポイントや写真を使用しての発表でした。
ニュージーランドやオーストラリアに留学した生徒たちです。
パワーポイントも原稿も、準備万端!しかし、なにしろ人前で話すこと自体に慣れていません。練習が大変でした。
前日の放課後には、教室を使って練習をしました。教育実習中の大学生のみなさんにも観客役としてみてもらいました。原稿の棒読みになりがちな彼女たちに、「読む」のではなくて相手に「伝える」ことが前提だということを言いました。そこで、まず顔をあげる練習から始めました。そして観客と目を合わせる練習をしました。
本番では、いい表情で、極力顔をあげて、発表ができました。練習の甲斐があったなあとつくづく思いました。
来日中の留学生も、いい発表ができました。ホストファミリーの方々にもご来場いただいて、とても満足そうでした。発表する側も、甲斐があるというものです。こういう場を経験することによって、日本語もどんどん伸びていくのではと期待しています。
観客として駆けつけたクラスメイトに「見にきてくれてありがとう~」と言う留学生の表情は本当にうれしそうでした。
自分の国や文化について紹介をするという内容で発表をしましたが、中でも韓国から来たソヒョンさんの発表は、とてもユニークで会場全体が大爆笑でした。ソヒョンさんはかなり上級の日本語を話すことができますがそれに加え本人が作ったパワーポイントがとても上手でした。あまりにも上手だったので、後から来た友達に見せるために、会が終わったあとにもう一度発表をしました。(私自身も爆笑して聞いていて、残念ながら写真を撮りそこねました…)
観客として来場した生徒たちも今までより多く、盛り上がりました。少しでも、外の世界に目を向ける、いい機会になればと思います。次回の発表は2学期を予定しています。
発表者全員で、最後に写真撮影。
国際交流部 瀬戸口