2008/10/20 月曜日

校内を挨拶回りしました

カテゴリー: 2008年度,本校にいる留学生たち — 国際交流 @ 19:55:57

9月に来日した留学生6名も、気がつけば2ヶ月がたとうとしています。新しい環境にも徐々に慣れてきました。
先日、校内の3箇所を訪問し、日本語で挨拶をしました。

kocho.jpg まずは校長先生にご挨拶。職員室前の廊下でかなり緊張気味の様子です。直前に練習してきたはずの挨拶も、いざ校長先生を前にするとしどろもどろ……。結局校長が英語でフォローをしてどうにか終えました。クロスカルチャールームに戻るやいなや、スウェーデンのアマンダさんは“her happy smile was beautiful!!!”  と校長の笑顔をまねしていました。

office.jpg続いて事務所へ。ここでは留学生の入学手続き・カリキュラム申請などをしています。見えないところで自分の留学を支えてくれている人がいると知ることも、留学生にとっては勉強です。彼女たちは留学生といえども在校生と同じ15歳~18歳の子供です。ただ日本語が習得できれば良いのではなく、国籍を超えて「世界の子供たちに正しい道を教える」という心づもりで接したいですね。

sick-bay.jpg さて、最後は保健室へ。留学する際は母国で健康診断を受けた証明を持参します。アレルギーや持病の薬など、万が一のときに判断を誤ると大きな事態になるからです。だからこそ、保健室の先生と顔をみて話をしておくことが大切です。1時間の授業内に3箇所を訪問したので挨拶も3回目。だんだん流暢な日本語が話せるようになってきました。

先日、制服採寸を行いました(来日直後は卒業生から寄付して頂いた制服を着ています)。採寸に来て下さった業者さんを全員で玄関の外までお見送りした際、ある留学生が「小雨が降っているから早く中に入りたい」と言ってきたので「業者さんはたった6人の制服を採寸するためにわざわざ来て下さったのだ」と伝えると、車が出ていくまで全員が残って見送りました。

現在、2年生の茶道の授業に一緒に参加をしています。11月からは1年生と一緒に礼法の授業にも参加します。10ヶ月の滞在期間に、言語だけではなく、日本の美しい文化も習得してほしいと願っています。

国際交流部 工藤