3年生の国語に参加しました。
留学生のみなさんが、3年生の国語の授業に参加しました。比較文化をテーマとした授業です。いわゆるゲスト参加ですね。スウェーデン、タイ、ベルギー、ドイツの文化について、グループごとのディスカッションで語ってくれました。
教室に移動する前、「緊張してる?」と聞くと「Not so much(あんまり)」という答えが返ってきました。「何度か同じことをやってるから慣れてきた」そうです。5クラスで同じことをやるので、なるほど、そうでしょうね。
というわけで自己紹介をはじめとしたお決まりのセリフは、上手になりました。言語は、繰り返しにより強化されますが、そのいい例です。
教室に入ると、まず「わー」とか「きゃー」とか、どよめきが起きます。3年生は普段、一緒にいることがほとんど無いので、貴重な機会でもあります。
国語の担当教員が「みなさん、今日は、日本語が通じないときは英語で、コミュニケーションをとってください」と言うと、またさらにどよめきが起きます。
見ていると、分からない単語や表現は、日本語、英語ともに、お互い四苦八苦してなんとか伝え合っている様子でした。ジェスチャーをいっぱいに使っていました。
特別参加の授業をひとつこなすたびに、留学生は日本語のみならず度胸もつけているのではないかと思います。日本人でさえ、人前で話す機会は、それほどあるものではありませんからね。外国語となるとなおさらです。
これから、彼女たちは自分の日本語にも自信が持てるようになってくると思います。
お互いに、得ることの多い時間だったのではないでしょうか。
ちなみに次回は、2年生の茶道の授業に参加する予定です。
国際交流部 瀬戸口