多摩地域の産業遺産を歩く
6月25日(日)都立多摩図書館が主催する東京マガジンバンクカレッジ事業の一環である「多摩地域を歩く」第一弾が行われました。 |
私は前回の講演会同様に講師を務めさせて頂き、多摩の産業遺産を中心に都民の方々と共に八王子・多摩・日野・立川市を巡りました。 |
幕末、関東近県から八王子に集まった生糸を鑓水商人が横浜に届けた「絹の道」、明治天皇が兎狩りや鮎漁に訪れたことを機に建てられた「旧多摩聖蹟記念館」、甲州道中の宿場の面影が残る「日野宿」、蚕糸試験場日野桑園・日野煉瓦遺構など多摩に残る近代化遺産を巡らせてもらいました。 |
品川の宿場通りにも「聖蹟公園」という名の公園があります。ここは、江戸時代の品川宿の本陣跡で、1868(明治元)年に天皇が行幸した際に行在所(あんざいしょ)としたため、「聖蹟」と呼ばれるようになりました。聖蹟と呼ばれる所は全国に4カ所程度しかないとのことですので、品川の聖蹟公園にも一度寄ってみてください。 |
今回の史跡散歩の最後は中央線の立川・日野駅間の多摩川に架かる橋のうち、中央線が甲武鉄道と呼ばれた頃からの煉瓦遺構が眼に見える形で残る多摩川橋梁でした。 |
そこで、前回に引き続き参加して頂いた、本校5年生の保護者である小峰賢哉さんと、多摩川橋梁前で撮ったツーショットで締めくくりたいと思います。 |