明日は合唱祭です
いよいよ明日は合唱祭です。留学生もそれぞれクラスメイトと一緒に朝早く登校して練習し、お昼休みも食事をする時間を短縮して練習し、放課後も声がかれそうになるまで練習しています。
留学生にはクラス発表以外にもう一回出番があります。それは高等部の発表が終わった後の「留学生の発表」というものです。これは今年初めて設けられたもので、９名の留学生が日本語発表会でも歌った「世界に一つだけの花」を歌います。しかし、合唱祭では日本語発表会とは少し曲調を変えて、合唱祭らしく伴奏者、指揮者、ソプラノ、メゾソプラノ、とパートに分かれて歌います。伴奏者のハーモニー（アメリカ）は冬休みも一人で熱心に練習し、指揮者のメイ（ミャンマー）は今まで習ったことがなかった指揮にチャレンジし、二人ともみごとな出来に仕上げることができました。ソプラノ、メゾソプラノは７名しかいませんが、みんな日本語の時間や放課後のクラス練習の合間をぬって集まり、一所懸命練習しました。それぞれの出身国には日本の学校のような「合唱祭」というものはないので、はじめは多少のとまどいがあったようですが、今では自分たちで声を掛け合い、「○○時から練習するから来てね！」「がんばって声だして！」「立ち方気を付けて！」などと、すっかり日本の学校に溶け込み、在校生のように真剣に練習しています。
ホストファミリーのみなさま、在校生の保護者のみなさま、ぜひ留学生のがんばっている姿を見にいらしてください。
※写真は指揮に合わせて歌の練習をしている留学生です。
留学生担任 伊藤