留学成果発表会
６月１８日（土）、本年度最初の留学成果発表会が行われました。
発表者は、昨年、本校から夏期・冬期の留学プログラムで留学した生徒６名です。（現５年生。当時は４年生）
夏期にオーストラリア姉妹校へ３カ月交換留学した生徒が１名、冬期にニュージーランドへ３カ月留学した生徒が５名。みな流暢な英語で（もちろん）、留学時の様子を聞かせてくれました。
この発表会には２つの意味があります。
留学を「行って来た、楽しかった」だけに終わらせることなく、後でしっかり振り返って、自分にとってどのくらいの意義のある留学だったのか、ともう一度確認して次につなげてもらうこと。（学んだこと、得たこと、はもちろん。お世話になった人たちやかけがえのない経験を振り返る意味でも、大切なことです）
そして、次に留学する人たちに、留学の成果と素晴らしさを体験を交えて伝えてもらうこと。（自らの体験から語られる言葉ほど、人に響くものはありません）
今回の発表も、とても内容の充実したものになっていました。
日々の生活や日常の風景から、国ごとの様々な違い、学校のカリキュラムやともに過ごした友人のことまで。それを振り返ることで、発表者の皆さんにとっては、さらにこれからの指針になったのではないでしょうか。
先輩たちの話を、この夏に留学が決まった４年の生徒も参加して、熱心に耳を傾けていました。７月以降の出発に向けて、どの話題もとても勉強になる話だったのではないでしょうか。
また３年生、２年生も数名が来場し、興味深そうに発表を聞いていた姿が印象的でした。これからの未来に向けての選択肢が少しでも広がってくれたのではないか、と期待します。
今回は、残念ながら、例年行っている外国からの留学生による日本語発表がありませんでした。
というのも、３月の震災で本校にいた留学生たちが皆帰国してしまったためです。
今現在、本校には外国からの留学生がいないものですから、このページの更新もなかなか更新できないのが現状です。
発表会の後、夏出発予定の留学を控えた生徒たちと保護者さまに、最終的なオリエンテーションを行いました。
何よりも、安全に気をつけて、そして実りの多い留学生活を体験できますよう、全力でサポートいたします。
楽しみですね。
この場に集まった皆さんそれぞれに、幸多きことを。
教務部留学生担当 中村祐子