江戸東京博物館を訪れました
高等部模試の日、受験しない留学生は両国にある江戸東京博物館に行きました。江戸時代といったら「サムライ」しかイメージのなかった留学生ですが、博物館では武士の暮らしのほかに、江戸全体や学校のある品川の昔の様子、また町人や農民や商人の様子も、絵、模型、実物を見ることによって学ぶことができました。日本の歴史に詳しいアメリカ人のボランティアガイドが英語で案内してくださったので、より理解が深まったと思います。
それに加えて、館内では「大からくり展」が催されていて、日本に3体しかないという150年ほど前に作られた文字書き人形や世界最小からくり人形などを間近で見ることができ、貴重な経験になったようです。
昼食は日本文化体験の一環として留学生待望の回転寿司。お寿司は知っていた留学生も、日本特有の「回転するお寿司」には感激していました。その後学校に戻って感想文を書いて1日の社会科見学は終わりました。感想文では「外国では今日本は技術大国として有名だが、何百年も前から木のロボットがあったとは驚いた」とからくり人形に関しての感想が多く、また、両国という土地柄、「お相撲さんがいた!」という意見もありました。
機会があれば、校外でも日本文化に触れ合える場所をたくさん訪れたいと思います。
留学生担任 伊藤