2018/1/27 土曜日

20180127留学成果発表会

カテゴリー: 未分類 — 国際交流 @ 15:50:43

本日、今年度3回目となる留学成果発表会がありました。前回に引き続き今回も海外から来ている4名の発表と、カナダ留学の4名+アメリカ留学の2名の英語発表、そしてトビタテ!留学JAPANの生徒2名です。

 

海外から来ている留学生は残念ながら体調不良でニュージーランドからのディアナさん、フランスからのセシルさんが欠席となりました。これまで練習してきたのに発表ができず無念だったと思います。特にディアナさんは2月に帰国となりますが、残りの日本での時間でたくさんの思い出をつくってもらいたいと思います。

 

ドイツから来ているマヤさんは、ホストファミリーと沖縄に出かけたことを中心にスピーチをしました。沖縄限定のシークワーサーのファンタを買ったことや、楽しい時間を過ごしたことを伝えてくれました。堂々とした発表でした。デンマークからの留学生のカタリーナさんは2月に帰国になるため、さよならスピーチとなりました。去年の3月後半から約1年間、慣れるまでに苦労をしたこと、友達やファミリーのあたたかさを感じたことを話してくれました。とても流暢で、そしてたくさんの人への感謝がこもったスピーチでした。母国の家族と別れるときに、母は「ずっと待っているよ」と言われたこと。1年間はとても長いと思っていたけどあっという間だったこと。自分にとっての当たり前が他人にとっては当たり前でないこと。そしてその逆もあるということを学んだという言葉が印象的でした。とても感動的な発表でした。

 

カナダに留学した生徒は4名で、学校の様子やファミリーとの思い出などを伝えてくれました。留学をすることで現地の学校やその国独自の行事に参加できること、そしてそれを通して視点が広がったということが、4人の発表から伝わりました。また、ある発表者は現地の人に笑顔を褒められたということで、言葉だけでなく、ジェスチャーやアイコンタクトは言語と同じくらい相手に伝えるメッセージ性があるということを学んだと言っていました。また、Pacific Christian Schoolに行った生徒は、礼拝を通して聖書を読んだり牧師の説教を聞いたりと、品女では経験できない体験をすることができたようです。

 

アメリカ留学をした2人は、その経験がかけがえのないものになったということを具体的に示してくれました。異文化に触れたことで、大学へ行ってから宗教について学ぼうと思ったこと、嫌いだった英語が好きになったこと、そして楽しいことも辛いこともあったけれども留学へ行って自分の未熟さに気付き、モチベーションが上がったということ。もしかしたら、3ヶ月の短期留学は意味があるのだろうか。と考える方もあるかもしれません。今回のアメリカ留学・カナダ留学の生徒たちはみな3ヶ月間の体験を発表してくれました。そして、その発表から、3ヶ月間の留学でも育った環境に感謝したり、進路や社会貢献の意識が高まったりするきっかけになるということが伝わったと思います。期間よりも、どんな体験をして何を学んだのかということの方が重要です。留学がその後の人生に大きな影響を与えるきっかけになるかもしれません。

 

トビタテ!留学JAPANに参加した2人は、「動物愛護」と「祭り」のテーマで留学しました。動物愛護についてカナダで留学した生徒は、自分でアンケートを行ったり動物愛護について情報を集めました。祭りについてオーストラリアに留学した生徒は、日本の祭りを現地で伝えました。そのときに、こんなに日本の祭りは海外の人に興味をもってもらえるのだということを知ったそうです。自分のことや日本について知り、発信したり自分で考えて行動する力が身につくのも留学の1つの魅力です。

 

今回の発表会を見に来て下さったご家族のみなさま、ホストファミリーのみなさま、留学団体の方々、その他関係者のみなさま、どうもありがとうございました。