2016/11/5 土曜日

20161105 留学成果発表会

11月5日(土)午後、今年度2回目となる留学成果発表会がありました。発表会は2部構成となっており、今回は海外から受け入れをしている2名の生徒による日本語の発表と、海外留学した4名の本校生徒による英語の発表でした。

 

海外から受け入れている留学生は、最初に4月に来日したクリシタルさん(フィリピン)が発表しました。前回5月のスピーチから格段に上手になり、自分で考えた文章で、今までお世話になった4家族のホストファミリーとの思い出や学校生活のエピソードを写真を交えて伝えてくれました。続いて、9月に来日したばかりのアメジストさん(イギリス)が発表しました。まだ2ヶ月しか日本にいないのに、母国の学校についての紹介を日本語で頑張って語ってくれました。ホストファミリーの皆様、留学団体の皆様、日本語授業担当の先生方が客席から応援して下さり、リハーサルではとても緊張していましたが、本番は大変立派なスピーチができ、終わった後は本人たちもとても嬉しそうな表情をみせてくれました。

 

本校から海外留学した生徒の英語の発表では、オーストラリアの姉妹校Ipswich Girls’ Grammar Schoolに3ヶ月留学していた生徒2名、ニュージーランドのクライストチャーチにあるAvonside Girls’ High Schoolに3ヶ月留学した生徒2名が発表しました。それぞれ留学を通じて英語力の向上をさせてきただけではなく、そこでしかできなかった経験について自分で作った英文でスピーチをしてくれました。Ipswich Girls’ Grammar Schoolは本校の留学プログラムの中で唯一の寮生活ができるプログラムです。寮生活ならではのエピソードや、本校にはない学校行事について話をしてくれました。Avonside Girls’ High Schoolの生徒は、ホストファミリーとのエピソードや、学校でトイレットペーパーを使ってドレスを作ったことなど、面白いエピソードも話してくれました。

 

本校に来ている留学生も、本校から海外に留学した生徒も、発表ではホストファミリーへの感謝や楽しかったことを大いに話してくれました。しかし、当然ながら異文化の中ではうまくいかないことや悔しかったこと、大変だったことはたくさんあったと思います。それを含めて留学です。楽しかったこともつらかったことも必ず何かの糧になって未来につながるのが留学という経験です。海外を好きになる、もひとつですが、よりいっそう自分の国の良さに気づき好きになることも留学ならでは。彼女たちの今後が楽しみです。

 

ご来校いただきました保護者の皆様、ホストファミリーの皆様、留学に関わってくださった皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。