冬期出発留学オリエンテーション
いよいよ、今月26日に4年生3名が留学へ出発します。そのためのオリエンテーションが先週土曜日に行われました。
今回は3名ともニュージーランドでの留学ですが、そのうち2名は3ヶ月、クライストチャーチ、もう1名は1年間、オークランドに滞在します。出発の飛行機は3人とも一緒ですが、オークランドの1名はクライストチャーチから一人で乗り継ぎです。彼女はそれを聞いて「え、え!」と少し不安そうでしたが、何でも自分で動かなくてはいけない留学生活の第一歩と考えましょう!
そのほかにもホームステイでの注意事項や電話のかけ方、手紙の書き方などを確認しました。特に3人ともきちんと聞いていたのは最後の手紙の書き方、でしょうか。旅行会社の方の、「今の時代、メールですぐに届けることができますが、そういう時代だからこそ、時間のかかる手紙が素敵だったりします」という言葉を、3人とも「ふむふむ」という表情で聞いていました。その言葉の通り、なんだか外国から送られてくる手紙は、その国の空気まで運んできてくれるような気がしてもらった方も嬉しいですよね。ぜひ、時間があったらクラスメイトに書いてほしいなぁ、と思います。
最後に、健康に気をつけて楽しむことを心がけて毎日過ごすよう、伝えました。自分が育ったところから離れるのは、楽しみでもありますが、いざそこに行くと、昔いたところが恋しくなったり、「あっちの方がよかったなぁ」と思ったり、「ここにいて大丈夫なのだろうか」と不安になったりすることがあるでしょう。ましてや、まだ十代です。家族と離れて寂しくなることもあるでしょう。でも、その環境の中でも、「あ、あれ面白いなぁ」「これ楽しいなぁ」という気持ちを持ち続けてほしいと思います。その気持ちが自分の視野を広げ、自分の行動範囲を広げるきっかけになりますから。
2名が帰ってくるのが4月の始業式前、もう1名は12月。この日のオリエンテーションをしっかりと受けていた3人が、どんな風に成長して帰ってきてくれるのかがとても楽しみになりました。
国際交流部 山本朋美