2009/9/5 土曜日

ニュージーランドからの小包

ご報告が遅くなりましたが、今年も夏休みの間に6名の4年生が本校の留学プログラムに参加して旅立っていきました。

6名中4名がニュージーランドの姉妹校St.Dominics Collegeでホームステイをしながら学んでいます。
あとの2名は、オーストラリアの姉妹校Ipswich Girls’ Grammar Schoolで学生寮に寄宿して学んでいます。

今日、ニュージーランド留学中の4名から大きな小包が学校に届きました。
教員宛てに絵葉書を送ってくれる生徒はよくいるのですが、こんなに大きな小包は初めてです。

中身は・・・夏休みの宿題! でした。

各教科からの課題が4人分詰まっていて、「これは○○先生に渡して下さい、こっちは××先生に…」とメモがついていました。

留学説明会やオリエンテーションでは生徒が浮ついた気持ちで参加しないよう、厳しい話を中心に進めています。

その中で
・3か月留学に出発する人は、2学期中間までの授業が受けられなくなる。
・今までの先輩は1学期末試験が終わった時点からシラバスを見つつ2学期の勉強を始め、出発前までに一通り終わらせるなどの努力をした。
・夏休みの宿題も早めに取り組んで、出発時に私に預けて行った先輩もいた。
・こういったことを心がけた先輩はやはり大きな成功をおさめている。
・・・といった話をしてきたのですが、心に留めておいてくれたんですね。

留学中の生徒は始業式に登校しませんから、夏休みの課題をこうして提出してくるのは生徒の自主性だけにかかっているんです。こういう姿勢を見せてくれるだけで、このチャンスを最大限生かして真面目に取り組もうとしている様子が目に浮かび、大変うれしく思います。

今日は、昨年度留学した5年生が
「留学先で一緒に日本語の授業を受けた人たちが今度日本に来ることになりました。また詳細がわかったらお伝えしますが、ちゃんと交流を続けているんですよ!」
とアピールしに来てくれました。

留学送り出しをサポートしている立場として、うれしい1日でした。

国際交流部: 岡田

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