礼法の授業に参加
10月12日、1年生の小笠原流礼法の授業に留学生たちが参加しました。
正座の仕方、会釈の仕方、御茶碗、お椀、袋付き割り箸の使い方など、日本独自の文化に触れあう時間となりました。
お辞儀の練習では、いつまでしていたらいいのか分からず周りをみて戸惑う場面も。1年生に教えてもらいながらこなすことが出来ました。背筋をのばして会釈をすることは難しかったようです。
箸袋を結んで箸置きに、正方形の縁紅紙を鶴の形の箸置きに。鶴は複雑でしたが、夢中で折っていました。
折っていると性格が出るのか、スーチャヤさんは几帳面なので丁寧に時間をかけて折っていました。
アリーナさんの作った鶴の箸置きです。皆さん、上手に折ることができました。
正座を比較的難なくこなせたアンネマリアさんとスーチャヤさん。アリーナさんとソレーンさんにはきつかったようで、たまにお許しを頂戴して崩させていただきましたが、できる限り頑張って正座をして耐えていました。
最後に感想をきいてみると、「楽しかった!」「おもしろかった!」と言ってくれました。ホストファミリーに今日の鶴の箸置きを見せてあげてねと伝えると嬉しそうに持ち帰っていきました。
和の心に触れ学ぶ機会が持てて良かったと思います。
来月も礼法・茶道の授業に参加予定です。留学生には難しいところもあるとは思いますが、せっかくのチャンスなので楽しんでもらい自国で是非自慢できる体験にしてもらいたいです。
留学生担当 田辺愛