2006/2/1 水曜日

地理の授業に参加しました

カテゴリー: 2005年度 — admin @ 12:00:00

先週1週間、留学生は通常週12時間ある日本語の授業のうち、6時間を社会科で地理を学習している1年生の授業を訪問し、母国について英語と日本語を使って話しました。初めは留学生がクラスの前に立ち、1年生があらかじめ用意していた質問を個人的に、また国ごとに答えました。「日本に来て驚いたことは何ですか?」という質問には「お店で店員さんがあいさつする(いらっしゃいませなど)」「駅のホームで発車ベルの代わりに音楽が流れている」「トイレの便座があたたかい」など、普段日本人が当たり前だと思っている事の回答が多く、1年生は驚き、感心していました。その後、1年生が班を作り、留学生が1人ずつ班に入ってより少人数で身近に留学生と接し、地図帳や写真を使ってそれぞれの国について質疑応答していました。社会の時間とはいえ、1年生は英語を使おうと努力し、通じたときや相手が答えた英語を理解できたときの喜びを味わうこともできました。反対に留学生も日本語をがんばって使い、「この子、こんなに日本語使えるようになったんだ」と驚かされることも多くありました。
この企画は1年生も留学生も語学の勉強にもなり、また、お互いに母国のことを質問し、答えているうちに双方の国に関しての理解が深まるのはもちろん、国の特徴を比較して客観的に母国のことも見えてくる良い企画だったと思います。このように教科に関わらず、
留学生と在校生が交流できる機会を増やしていきたいと思います。 
留学生担任 伊藤

« 前ページへ次ページへ »