中学3年生とディスカッション
現在中学3年生は国語の授業で「比較文化」をテーマに勉強しています。写真は6カ国10名の留学生が国語の授業に参加し、10班に分かれてグループディスカッションをしているところです。
「日本対○○」の文化比較で、グループ毎に「食べ物」「スポーツ」「音楽」「法律」などのテーマを決めて話し合います。使用言語がなにか観察してみると……。文化祭の日に初来日したばかりのフィンランドからの留学生に容赦なく日本語で責めてくるグループもあれば、チェコからの留学生はひたすら英語で話しかけ、オロオロしているグループもあります。
3年生は6クラスあるので、留学生は同じ授業を6回繰り返すことになりますが、全クラス終了したあとの留学生は疲れるどころか日本語力が瞬く間にアップしており、「自分の国や文化について日本語で説明できるようになった」と喜んでいました。
留学生は10月下旬に行われる中間試験で「日本語」のテストを受けます。その後も中学2年生と一緒に道徳で茶道を習ったり、11月のオープンキャンパスや日本語発表会でのステージも待っています。
国際交流部 工藤