コアラに出会いました!(研修3日目)
こちら、校内の樹で発見した野生のコアラです。
本日も朝は寒かったので、最初に校庭でウォームアップをしました。先生の指示に従って、Walk fast! Hop! Run! Kick the soccer ball!など軽いエクササイズをして…十分あたたまりましたね、と教室に戻る途中、頭上をよく見ると・・・コアラがのんびり樹につかまっているではないですか。生徒は(もちろん私も)大喜び。”Koala, I love you!” と生徒の一人が叫ぶのがうるさかったのか、その内コアラは高い所に登り始めてしまいました(写真)。その後ろ姿もかわいくて皆を楽しませてくれました。
さて教室に戻ると宿題(ホストファミリーの好みの色や食べ物を家で聴いてくる)の発表です。全員、ちゃんとインタビューしてきていました。よくがんばっています!!
実はESLの授業を受けるルールは厳しく決められており、英語がよくわからなくてついつい隣の人とおしゃべりをしていると席を移動させられてしまうこともあります。先生の英語は容赦なく厳しく響くし、時に生徒の態度は失礼なものに映るし、誤解が誤解を生むこともあります。今日は改めてESLの先生から5分もらい、ルールを日本語で再確認しました。「皆は日本で本当に素晴らしい生徒なのだから、誤解されて欲しくないし、こちらの先生にも理解してもらいたい。だからrespectをどうやって示すか、きちんと学びましょう。わからないときは、先生にきちんとわからないことを伝えましょう。」等々。
こちらではうつむく・お辞儀する・沈黙する、は通用しませんから、幾つかのフレーズははっきり口にしないと失礼な態度をとっていると思われかねません。No, thank you. Yes, please. などのシンプルなものから複雑な言い方まで、自信を持って目を見て話すことを徹底しましょう、と伝え改めて練習しました。
「もうすぐ私はいなくなってしまうから、しっかりがんばるのよ。」と言うと「先生、帰っちゃうの? 帰らないで」と寂しそうに不安そうに口にする生徒が何人も…普段日本でそんなこと絶対言わないじゃないの…そう、何人かはホームシックになっているのです。「日本のよさがわかった、日本語が通じるありがたさがわかった」だそうで、そう、今こそ日本のご両親の有難さが身にしみているところなのです。不安なのは一緒、ここを乗り切れば絶対に大きな自信になるからがんばろうね、と伝えると深くうなずいてその後の授業も真剣に取り組んでくれました。
さて、モーニングティーブレイク&ランチタイムです。
ちょっと見せてくださいな・・・
みな、持たされているものは同じようなものです。サンドイッチ、フルーツ(リンゴもオレンジも丸ごと)、時々ジュース、クッキーやチップスなどのスナック類、クランチバーもよく入っています。
中も写させてもらいました(例1・2)。スナックが多めに入っているのがわかりますよね。
私も、今日ホストから持たされたものがサンドイッチ、ヨーグルト、バナナ、クランチバーでした。日本のお母様の方がお弁当づくりには間違いなく時間をかけていらっしゃることでしょう…
さて、本日午後の授業は1,2年生の教室を訪問し、 折り紙を教え、一緒にマスク(オーストラリアの地図型)を作る、というものでした。こちらの生徒たちはとても人懐こく、また日本人のお姉さんに興味しんしんなのです。何枚か写真をご覧ください。
写真が小さくてわかりにくいのですが、教え方がうまいのでしょう。なかなか上手に鶴や風船が折れていました。
マスク作りに移行して、ぬり絵に夢中になり過ぎているところで、あっという間にお別れの時間となってしまいました。
「小さくてかわいかった~!」とのことです。
今日も皆がホストファミリーに連れられて帰るところを確認して別れました。
明日は、ちょっと早めに集合してゴールドコーストへ出発です。
リラックスして楽しく過ごせることでしょう。
日本のご家族の皆様、心配で仕方ないことかと思いますが、どうぞお嬢様方がたくましく成長されることを信じてお待ちください。
みな、本当にがんばっていますので!
国際交流部: 岡田