インターアクト×留学生
ミャンマーで起きたサイクロンの災害における、救援金の募金活動を本校インターアクト部の生徒と共に行いました。
本校には数年前にミャンマーからの留学生のメイさんが１年間滞在していました。現在、彼女は日本の大学に通いながら、後輩となる留学生たちに日本語をボランティアで教えています。来年の３月にはミャンマーへ帰国するのですが、彼女も被害に遭った一人。なんと現在、母国にあるはずの家は影も形もなく、周りに生い茂っていた森も消滅してしまったそうです。お友達の中にも連絡がとれない人もいて、とても心配しています。早く、安心できる日が来るといいですね。
さて、明日から定期試験１週間前を迎えます。留学生にも定期試験はあり、彼女たちは「日本語」のテストを受けます。日本語文法や漢字、リスニングのほかに、本校校歌の歌詞を書いたり、日本の地理や産業に関する試験などもあります。試験が終われば、１年生と一緒に品川探検に行ったり、所属クラスの高校１年生と一緒に校外授業で長瀞でライン下りやうどん作りに挑戦したり、２年生の道徳の授業に参加して浴衣の着付けを学んだり、１年生の地理の授業で母国についてグループディスカッションに参加したりと、行事が目白押しです。６月～７月にかけて、６名の留学生が帰国を迎えますが、最後まで留学生活を満喫してほしいと思っています。
国際交流部 工藤