初めまして
初めまして。
本年4月から高等部校長・中等部副校長に就任しました仙田直人です。今月より、私のブログを始めさせて頂きました。まずは自己紹介からいたします。
私自身は私立の中高一貫校出身ですが、大学卒業後36年間都立学校の教員として勤めておりました。直近では、東京都教育委員会を経て、この3月まで都立の中高一貫校である三鷹中等教育学校の校長をしておりました。また、全国歴史教育研究協議会会長や中教審地歴公民社会科ワーキンググループの一員として、歴史教育に尽力してきました。
この4月より、縁あって本校に赴任することとなりました。本校の学力向上や人材育成に力を発揮していきたいと考えておりますので、何卒宜しくお願いします。
さて、私のブログタイトルですが、「百代の過客(ひゃくだいのかかく)」としました。皆さんも知っている松尾芭蕉の『奥の細道』の序文にはある「月日は百代の過客にして、行きかう年も又旅人也。」は、「月日は永遠の旅人であり、来ては過ぎる年も又旅人のようなものである。」という意味です。この永遠の旅人である月日を大事にしてこのブログを綴りたいと考え、「百代の過客」と名付けました。
最初に、1ヶ月前の始業式(4月11日)の際に生徒に話した言葉を載せます。
「若き日に薔薇を摘め。」
文筆家の瀬戸内寂聴さんが若者に対してよく語る言葉です。「薔薇を摘むと棘が刺さって血が出ることがある。しかし、若い時ならその傷はすぐ癒える。だからこそ、若い時こそ失敗を恐れず、チャレンジして欲しい。」とこの言葉を通して私のメッセージを伝えました。生徒たちには、校歌にも校章にもある薔薇を若い時から摘んで、夢にチャレンジする品女生になることを心から期待します。
私も微力ではありますが、品川女子のために尽力してまいりますので、今後とも宜しくお願いします。