ヤングアメリカンズ
本年度、本校として初めて取り入れた「ヤングアメリカンズ」について、2学年英語科の山岡より報告がありましたので、掲載いたします。
4月13日(土)、新年度授業初日、2学年では「ヤングアメリカンズ」を開催いたしました。
「ヤングアメリカンズ」とは、世界中から選抜された歌とダンスを愛する若者(アメリカ人が中心)と一緒に、英語で、歌とダンスのショーを作り上げるプログラムです。本校では、2学年より習熟別の英語の授業が始まります。その新たな出発で、英語を学ぶモチベーションを上げるために、今年度より導入しました。
生徒も、プログラムについてはほとんど知らず、「歌とダンス」、「英語」と聞いて抵抗を感じていた生徒もたくさんいたようです。しかし、ヤングアメリカンズたちの勢いと情熱に、どんどん乗せられ、気づくと楽しんで参加していました。
最後の発表では、みんな良い表情をして、自分を表現していました。
以下は、生徒たちの振り返りのコメントです。英語に対する意識だけでなく、いろいろな変化があったことがうかがえます。
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「英語なんてできなくていいと思っていたけど、生活している中で言いたいことがあったから、これからは英語を頑張りたいし、話したりできるようになりたいと思いました。」
「英語力がなくても楽しめると知れた。でも、もっと英語を勉強した方が楽しい。楽しむ(目的)ため英語を学ぶようにする。」
「ヤングアメリカンズの人たちが英語で説明していたり、英語の歌とかを教えてくれたりしたけど、分からないところが多くてもっと英語をできるようになりたいと思った。ヤングアメリカンズの人たちが面白くて、ちょっと英語が好きになった。」
「歌や踊りが嫌だとか、恥ずかしいと思っていても、1回やってみれば恥ずかしさとかも少なくなるということを学びました。また、普段の自分とは違う感じも出せるようなものだと思ったので、たまにはそういう恥ずかしさとかを捨ててみるのもいいなと思いました。」
「自分の心情を体で表現することは決して恥ずかしいことではないということ。異文化の人でも壁を作らず、関わっていくことで自分も周りも楽しい気持ちになることを学んだ。」
「『努力をすれば、夢は絶対に叶う』ということを学びました。ヤングアメリカンズの人たちは、努力をして夢が叶った人で、自分も夢のためにもっと努力しようと思えました。」
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今回は、1日の体験版ワークショップでした。いつか、3日間のフルバージョンを体験してもらいたいと思っています。
私も会場となった代々木オリンピックセンターに足を運びました。生徒たちの持っているエネルギーが徐々に伝わってくる臨場感を味わえることができました。この気持ちが今後につながることを期待しています。