昨年度のご報告
平成31年度、令和元年度が始まって早1ヶ月が経ちました。昨年度2月からブログを更新しておらず、このゴールデン・ウィーク明けから再開したいと思います。
そこで、昨年度末の出来事をまず2件報告します。
*ニュージーランド修学旅行
2月27日から3月6日にかけて、3年生のニュージーランドの修学旅行に同行しました。生徒たちは、10時間以上のフライトにもかかわらず、ニュージーランドの地に降りると、元気にオークランド博物館やオークランド動物園の見学を行っていました。特に、動物園では、ニュージーランドでしか見られない鳥である「キウィ」に会うことができて感激の様子でした。
オークランド博物館にて |
3月1日の自主研修の日、私はフェリーでデボンポートという島に向かいました。途中、多くの班と会いましたが、それぞれが目的を持って研修している様子がうかがえました。この島には、マウント・ヴィクトリアという死火山の跡があり、頂上まで登るとオークランドの市街が見渡せ、透き通る青い空のもと、生徒達の気分も盛り上がっていたと思います。
自主研修にて |
3月2日は、ホームステイ先の家族との出会いの日です。不安な表情を浮かべる生徒もいましたが、いざステイ先のファミリーが来るとみんな笑顔で溶け込んでいく姿が見られました。ロングステイの生徒は長い滞在となるので、健康に気をつけ、日頃のコミュニケーション能力を十分に発揮して貰いたいと思います。
ホストファミリーとの出会い |
3月4日から5日にかけて、生徒が通っている6校を訪問しました。多くの学校でウェルカム・セレモニーが行われ、生徒達も緊張した面持ちで、ニュージーランド国歌や本校の校歌を披露したうえ、英語で日本文化の紹介もしました。練習通りの力が発揮できたからか、相手校の校長先生からも賞賛のお言葉を頂きました。また、ニュージーランドの生徒たちによる「ハカ」などのマオリ族の儀式に圧倒される生徒もおり、文化の違いを肌で感じることができたと思います。
生徒による日本文化紹介 |
セント・ドミニクスにて |
3月6日、私はショート・ステイの生徒とともに帰国しました。そして、19日にはロングステイの生徒も全員無事に帰国しました。3月23日の中等部卒業証書授与式では、自信を持った生徒の顔があり、この修学旅行を通して大きく成長したと感じました。高等部では、初めて起業体験プログラムにチャレンジするなど、この成果が様々な面で生かしてくれることを心から期待します。
*月刊『選挙』に掲載されたCBL
本校のCBLにおいて、「若者の選挙と政治」を扱った5年生の活動が月刊『選挙』に掲載されました。
5年生の家庭科の授業内で行っているCBL(Challenge Based Learning)とは、身近な課題を発見し、調査・研究を踏まえて課題解決を図っていく学習です。今回、雑誌に掲載された班の活動もその授業から生まれたものです。
選挙権が18歳に引き下げられた中、まだまだ若者の選挙や政治への関心は高いとはいえません。本校生徒が海外で接した若者達の姿との違いを実感したからこそ、このテーマとなったと思います。下記に、掲載部分をPDFで載せますので、ご一読いただければ有り難いです。(下の画像をクリックするとご覧いただけます)
※月刊『選挙』3月号より |
宜しくお願いします。