節分
2月14日(水)、高等部の朝礼がありました。この日はバレンタインデーでしたが、私は日本の暦についての話をしました。
表題にある「節分」は、立春が今年2月4日のため、前日の2月3日でした。近くの品川神社でも恒例の豆まきを行っていました。実は、節分の日は年に4回あります。立春の前日だけでなく、立夏・立秋・立冬の前日も季節の分かれ目という意味で、「節分」と言います。これらは、現在の太陽暦ではない旧暦に基づいた考え方です。
そして、立春の前日の節分は2月3日と思われがちですが、2021年以降になると2月4日になる年があります。「立春」は、地球と太陽の位置関係で決められるため、変化することがあるのです。太陽暦は明治5年の12月に採用されましたが、今でも旧暦の考え方は日本の風習にも残っています。
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今、学校の玄関には卒業記念品として贈られた、雛祭りの雛飾りが置かれています。この雛祭りも五節句の一つで、旧暦に基づいた考え方です。何と、本校の内裏雛の女雛の冠には、品女のエンブレムが付けられています。今度、皆さんも見てください。