2019年12月18日

山川出版社 野沢副社長来校

Filed under: 百代の過客 — 仙田 @ 11:21 AM

12月13日(金)、山川出版社の野沢副社長を含む5名の社員の方が来校し、13時から演習室6で生徒と交流を深めました。

私は山川出版社から学習参考書や歴史散歩の本を執筆している関係で、親しくさせて貰っています。今回は、iPadを全員が持っている本校生徒に、デジタル教材やICTを使った学習について話が聞きたいとのことで、山川の社員と実際に日本史や世界史の教科書で勉強している5年生7名との交流会を開きました。

生徒達はいつものように付箋を使って、まずは現在使っている教科書や学習参考書の良い点や課題を発表してくれました。「紙の質が良すぎて、教科書に引いたマーカーの線ををはじいてしまう」など、生徒の目線でしかわからないような発言が相次ぎました。

プレゼンする生徒
プレゼンする生徒2

次に、全員がiPadを持ち、アプリを使いこなす本校生徒がデジタル教材についての意見を発表した後、社員の方々との話し合いもしました。山川出版社の方々も生徒の発表を興味深く聞いて頂き、本当に有り難かったです。現在の女子高校生の考え方や思いを知って頂き、全国の高校生にとってより良い教材開発をして頂ければと思いました。

深い趣旨を伝えずに集まってくれた5年生の生徒は、短時間で良い点や課題を挙げてくれ、道筋を立ててプレゼンする様子には頼もしさまで感じました。課題解決型学習のCBLが終わった直後と言うこともあり、良い意見を述べてくれたと思います。今後もこのような機会を山川出版社ととれたら嬉しいです。有り難うございました。

山川出版社の方々と